[COLUMN] Bridge Note

2023/02/06

おいしいコーヒーはいかがですか?

こんにちは、宮地です。


私の趣味の一つにコーヒーがあります。
もちろん飲むのも好きですが、
コーヒーを自分で淹れたり、器具を集めたりするのも
好きですし、色んなコーヒー豆や淹れ方などを
あれこれと試すのも楽しいですね。

私がコーヒーに目覚めたきっかけは10年ほど前。
パティシエだった友人が家で淹れてくれた一杯のコーヒー。

それまで、牛乳と砂糖をこれでもかと入れないとダメで、
ブラックなんてとても飲めなかった私。
「コーヒー」と聞いて、真っ先に頭に浮かぶのが、
「雪印のコーヒー牛乳」という位の甘党でした。

「だったら」と、
その友人が淹れてくれたコーヒー。
そんな甘党の私でさえブラックでも
美味しく飲むことができたのです。

淹れ方ひとつでこうも変わるのか、と感動した私は、
早速コーヒー用品を一式揃え、 (←形から入るタイプ)
豆から挽いて淹れてみました。


「苦い、濃い、無理」


・・・最初はそんなものです。


思えば、大量の深煎り豆をこれでもかと細かく挽いて
チョロチョロと少量のお湯を注いでいた気がします。
そりゃ濃いわ。

エスプレッソかと思いましたもの。


あれこれと独学で試行錯誤するも、
いつまでたっても苦いまま、友人の様にはいきません。
牛乳とお砂糖が手放せない日が5年ほど続きます。(長っ)

そんなある日、とあるワークショップの
パンフレットを見つけました。


「世界一のバリスタが教える、
誰でも淹れられるおいしいコーヒー講座」 ←うろ覚え


「 こ れ だ  !! 」と思いました。


会場がすぐ近所なのもあり、早速予約して参加しました。

講師として現れたのは、「粕谷哲」さんという、アジア人で
初めて世界チャンピオンに輝いた異例の経歴をもつ方。
そんな大物バリスタが直接会場に来て教えてくださいました。

実際にお姿を拝見して思いましたが、想像よりも若く、
業界に入ってわずか3年でチャンピオンになられたそうです。
天才。

最近では、ファミリーマートのコーヒーも監修されています。
(コンビニのコーヒーとは思えない程おいしい)
結構ご存知の方も多いと思いますが、
まだ飲んでない方は是非ファミマへ。


粕谷氏が教えてくださったのは
同氏が考案した「4:6メソッド」という抽出方法。
先ほども書きましたが、「誰が淹れても美味しく淹れられる」
淹れ方というだけあって、私のような素人でも
とっても美味しいコーヒーを淹れることができました。

ついにお砂糖とお別れの時が来たのです・・・。
(甘いのを飲みたい気分の時は普通に入れますけどね。笑)


簡単に言うと、水や豆の量、挽き方、お湯を注ぐタイミング、
全てを粕谷氏が考案したレシピ通りにこなすだけ。
ただ、そのレシピが、私のこれまで独学で調べた淹れ方と
まるで違う内容でした。目からウロコとはこのことだ。
大事なことだけ言うとするならば、「数字は守る」、
豆は「浅煎り」で「粗く挽く」こと、だそうです。

でも、慣れてくると本当に手軽で簡単、まさに文字通り
誰でもスッキリ飲みやすいコーヒーを淹れることができます。
「こんなこと教えていいのか!?」と思ったほど。
本当に特許レベルの内容だと思うのですが・・・。
なんて器の大きい方なのだろうか。

私なりに感じた味の特徴は以下の通り。


必要以上には苦くなく、かなりスッキリした味わい。
かと言って決して薄いわけではなく、しっかりと豆本来の
味わいや旨味が、場合によっては「甘さ」さえ感じます。
粗挽き故か、雑味はほとんど出ない淹れ方だと思います。


                  ※個人の感想です。



やはりブラックで飲むのが一番美味しいと思いますが、
牛乳を入れる場合、それなりの濃さを求める方は
牛乳の割合は普段より少なめが良いかも。という感じです。
アイスの場合も同様、氷はなるべく少なめの方が良いかも。
私の場合は、朝にあらかじめ淹れたコーヒーをそのまま
冷蔵庫に入れて、淹れた状態の濃さで冷たく飲む、という
荒技で楽しんでいます。

ワークショップでは、実際に粕谷氏が淹れたコーヒーを
ご馳走していただきました。贅沢の極み。
当たり前ですが、今までの人生で一番おいしかった。
いくら「誰が淹れても美味しい」とは言え、そこは流石に。

ワークショップの参加費が破格の値段に思えました。
(ほんとに安かった。3千円位だったと思います)

詳しくはネットで
「粕谷哲   4:6メソッド」と調べてみてください。
同氏が直接レクチャーして下さる動画がオススメです。


そして・・・。
実は当店でも、裏メニュー的な感じではありますが、
ご希望のお客様にはコーヒーを無料で提供しています。
もちろん私たちスタッフが「4:6メソッド」で
豆から挽いて淹れていますので、素人が淹れている
とは言え、とっても美味しいコーヒーが楽しめますよ。

お買い物が長引きそうな時、
家具選びで悩みすぎて頭がパンクしそうな時、
そんな時は、合間にコーヒーブレイクでもして
頭をスッキリさせましょう。


今回は私の趣味の話でした。

それでは、また。


BRIDGE WORKS  宮地 康行
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