
2025/11/13
念願の夢叶う!? メテオ350に乗りました。
こんにちは、宮地です。
今回は趣味回です。
久しぶりにバイクでツーリング、してきました。
私が個人的にずっと気になっていた
「ロイヤルエンフィールド」というメーカーの
「Meteor (メテオ) 350」というバイクをレンタル。
ずっと乗りたかった。
過去に「Classic350」という兄弟バイクは
ディーラーで試乗した事はあったのですが、
あくまで試乗なのでしっかりとした乗り味は確認できず、
ずっと悶々としておりました。
今回は朝から晩まで予約してレンタルしたので、
気合いを入れて淡路島を一周してきました。
まずは今回の相方のご紹介。Meteor(メテオ)350です。
文章もインプレ的な感じにしてみました。
※なんかめちゃくちゃ長くなったので、淡路島での旅は次回に上げます。
※淡路島一周の旅ブログは→こちら
「メテオ」と言えば、
私は1987年生まれ、先月で38歳になりました。
子供時代の全てをスーパーファミコンに捧げた世代です。
「メテオ」という言葉を耳にすれば
「ファイナルファンタジー4」というゲームに出てくる
魔法「メテオ」が真っ先に浮かびます。
「いいですとも!!」←名台詞
・・・ね?
(何の話やねん)

Meteor350 (ロイヤルエンフィールド)
今では排ガス規制の影響で珍しい空冷単気筒※のバイク。
※空冷とは、エンジンの熱を走行風で冷やすだけのシンプル構造なエンジン。
※単気筒とは、エンジンの中の「ガソリンが爆発する部屋」が一つである事。
空冷エンジンの何が良いかって、独特の鼓動感と見た目。
水冷エンジンのデザインはのっぺりしてるというか
無駄が無さすぎて何とも味気なく感じてしまって。
これは好みの問題なので、
水冷がダメなエンジンって話ではありませんよ。
むしろ色々な面で水冷の方がメリットは多いかも。
空冷の方が私は好きってだけでございます。

空冷エンジンの画像。エンジンを取り囲むようなギザギザが冷却フィン。
空冷は、シンプルかつ昔ながらのエンジン構造なので、
見た目からしてレトロなデザインと相性バッチリなんですよ。
空冷ならではの冷却フィン、エンジン周辺のギザギザな部分。
これこそが空冷エンジンの機能美の象徴。
このギザギザに走行風が入り込むことで
効率よくエンジンを冷やすことが出来るのです。
さて、Meteor350の話に戻ります。
排気量は350cc (モンキーちゃんのほぼ3倍!!)
普通自動二輪免許で乗れる中では大きめのバイクです。
馬力は20.2ps/6,100rpm
トルクは27Nm/4,000rpmと、
排気量の割にはかなり非力に感じる数値。
※最大トルクを4000回転で発生させるのは中々だが。GBは3000回t
結構ネットで、
Meteor350は「非力」「高速道路は無理」という
書き込みをよく目にしていたので、(GB350も同様)
正直「実際はどうなんだろう」と気になっていたんです。
実際のところはと言うと・・・。
結論から申し上げるとするならば、
「確実に非力ではあるが、乗り方次第で気持ちいい」
です。
高速道路での巡航速度が
普段60~90km/hくらいのトコトコライダーにとっては、
排気音や鼓動感の良さが目立ち、最高に感じるでしょう。
高速道路での巡航速度が
普段100~120km/h以上のブンブンライダーにとっては
加速の悪さ、速度の遅さが目立ち、最悪に感じると思います。
そういうバイクです。断言できます。
正直「350ccにしては」高速域でもたつく感じは否めません。
そういう意味では数字通りの性能なのかな?
とは言え、(これは個人的に感じたことですが)
今回西宮あたりから淡路まで高速道路を100km/h帯も含め
制限速度までしっかり使って走りましたが、
物足りないと感じた事は一度もありませんでした。
少なくとも私にとっては必要十分に感じましたね。
こればっかりは個人の感覚によるので、異論はあるでしょうが。
でも、正直、250ccで馬力24psのスズキGSR250の方が
明らかに非力でした。所有していたので分かります。
※90km/hを越えたあたりで振動でミラーガタガタだったのは良い思い出・・・
100km/h巡航でたまに追い越しをかける、
というアグレッシブな乗り方がしたい、という条件なら
結構フラストレーションは溜まりそうです。
「余裕を残して長距離を巡航する」という意味合いでは
「それならメテオ350だ」とは到底ならんでしょうね。
私もそこはそう思います。
「GB350は遅いしかったるい」
本当によく見かけるコメントです。ある意味事実ですけど。
それは、もう、某かずきさんのセリフを引用しますが
「そんなこと言ったってしょうがないじゃないか」
ってやつです。しょうが無いんです。
所詮は中型バイク。400cc以下のエンジンの
バイクなんて本来こんなもんですよ。
Ninja400やCB400SFあたりが化け物なだけで。
その子が持ってる魅力で勝負させてあげてください。
長くなっちゃった。
一番お伝えしたかった話題なので、ご勘弁を。
では、本題に戻ります。
「下道が1番気持ちよく走れる」という意見も多く、
これには私も大いに同意です。実際そうでした。
さっさと5速に入れて50~60km/hで流すと1番気持ちいい。
3速や4速でも十分余裕で走れるのですが、5速の方が
低回転が安定して、その時の鼓動感が特に良い。
そう、鼓動感が最高に気持ちが良いのです。
「ドッドッドッ」と小気味良いサウンドが
非常に心地よい。乗っていて幸せな気分になります。
いつまでも走っていたくなる。そして、
走り出せば「スタタタタンッ」という
まるで地面を蹴り上げるかの様な軽快な音と共に
力強くバイクを前に押し出してくれる感覚。
モンキーちゃんも一応空冷単気筒なので、
ここは同様に気に入ってましたが、さすがの排気量。
心地よさが段違いでした。ごめんねモンキー!!
ちなみに、淡路島の帰りに渋滞に巻き込まれ、
1時間近くストップ&ゴーを強制的にさせられましたが、
マイルドな味付けが幸いしてか、ピーキーな感じもなく、
クラッチレバーも重くなく割と楽ちんでした。
これは中々ポイント高いですよ。
車重は191kgと、数字の割には重く感じず、取り回しも
比較的楽でした。決して軽くはないですが。
樹脂にメッキが多い日本のバイクに比べて、
ロイヤルエンフィールドはフェンダーやボディは
鉄やスチールにこだわってるらしいです。
同社のクラシック650なんか242kgですよ?ビビるて。
古き良きクラシカルなバイクを目指すなら、
樹脂製パーツは邪道、と判断したのでしょう。
それで良いと思います。重いけど。
乗車姿勢はほぼ直立。気持ち前傾くらい。
手の長さで変わりそうですね。私はピンと腕を伸ばし切って
ようやく直立できた感じです。
腰痛持ちの私としては、直立姿勢が一番ありがたいので、
少し腕を曲げた状態で直立でいたかった部分は否めませんが、
それでも淡路島一周しても腰は痛くならなかったので、
シートの質感やサスペンションとのバランスが
絶妙なんだなと感じました。
コーナリングも、クルーザー寄りな車体
にしては問題なくサクサク曲がれました。
フロントタイヤは19インチと大きめで、曲がろうと
思ってからワンテンポ遅れて曲がり出すイメージ。
ただ、慣れればどうって事は無いと思います。
峠道でも、マンホールや小石などを避ける程度の
余裕は残した状態でカーブをクリアできたので。
「カーブの気軽さ」という点においては
モンキー125が圧勝かな。ある意味当たり前ですが。
モンキーちゃんに慣れ過ぎていたこともあって
どうしても重めに感じてしまったのは否めません。
モンキーちゃんが軽すぎるんですけどね。
シート高はカタログ値で765mm。私の身長は168cm。(多分)
片足はベタベタでしたが、意外と足が広がってしまうので、
結局爪先立ちの方が安定するのかな、という印象でした。
言うてもアメリカンよりは高いシート高だと思うので、
アメリカンバイクの感覚でいると油断すると思います。
それでもつま先は指の付け根までしっかり地面に付いてました。
車重はあるかも知れないけど、意外と安定感あります。
よほど変な事しない限りは立ちゴケしないんじゃないかな。
燃費に関してはメーカー公表の数値はカタログ記載はなく、
今回淡路島を一周した時の距離を返却時の給油量で割る
いわゆる「満タン法」で計算してみました。
この日は256.7km走り、6.5リットル給油したので、
単純計算で39.4km/Lという結果に。
ライバル車のホンダGB350の燃費が
WMTCモード値で39.4km/Lという事を考えると
気持ち悪いくらいにピッタリな数値。
今回はほとんど信号のない道だったし、
無茶苦茶な運転もしてないから、街乗りメインだと
そうはいかんのやろうけども。
Meteor350のタンク容量は15リットルなので、
これまた単純計算ですが、Meteor350の
航続距離は591kmということになります。
大阪→東京間を無給油で走っても2~3リットル余る計算。
東京に着いてからガソスタ探しても十分間に合います。
実際は怖くて絶対途中で給油しちゃうけど
モンキー125の392kmも(タンク容量にしては)
大概モンスターですが、Meteor350も凄まじいですね。
これも空冷単気筒ならではの燃費でしょうか。
この辺があるから大型バイクと迷うんですよね。
維持費で大きな差がつくのは燃費だと思ってます。
あとエンジンオイル。あとチェーン。
あ、あとタイヤ(結構あるがな)

メーター周りは結構スッキリ。
タコメーターが無いのは若干残念ですが、
ギアインジケーターはやっぱり便利だった。
モンキーちゃんには無かったから、
「今何速だ!?」となるもどかしさから
開放されるストレスフリー。いいね。
右の小さな丸いモニターは画像では時計表示ですが、
本来は専用アプリ連動の簡易ナビだそうです。
今回はレンタルなので使用できずでしたが、
ロイヤルエンフィールドの専用アプリと連動してるそうで、
スマホをホルダーに固定しなくても矢印とそこまでの距離を
表示してくれるそうです。(○○m先、→、みたいな)
実際使うと結構便利だろうな。正確かどうかは分かりませんが。
夜はメーターの光り方がめちゃくちゃエモい。(撮り忘れました)
これだけで夜のツーリングが楽しくなります。

シートは上級グレードのためか、
バックレスト付きのオプションシートでした。
硬すぎず柔らかすぎず、適度なクッション性があって、
10時から18時半までガッツリ乗っても
一度もお尻が痛くなりませんでした。さすが。
デザインもしっかりセパレートな感じで
レトロ感に一役買っています。
やっぱりこうで無くちゃ。
良い所ばっかり挙げていて、
悪い所を書いてないことに気づきました・・・。
1日レンタルしただけでは分からない、ってのは
あるかもしれませんが、本当に悪い点が無かったんですよね。
見た目良し、乗り心地良し、燃費よし、価格よし。
・・・ね?
強いて言うならやはり馬力についてでしょうか。
とは言え万人受けはしないのでね。しょうがない。
あとは、グレードによってはスポークホイールです。
これも価値観によりますが、チューブタイヤなのは
正直パンクやら何やらが気になるのは否めません。
スポークはちゃんと手入れしないと錆びやすいし。
私は大好きですけど。
気になる方はキャストホイールのグレードを選びましょう。
私自身、クラシック350(またはブリット)を本格的に
検討しているのですが、そういう意味でどうしても気になる点
というか、拭えない不安、というものがあります。
それは、ロイヤルエンフィールドを所有するにあたって、
「故障率」そして「維持費」、さらには「部品供給」などが
十分なのかどうか。
ロイヤルエンフィールドに限らずですが、外車は総じて
国産と比べてしまうと故障や修理に対するネガなイメージは
どうしても付き纏いますよね。
「外車を所有するってそういう事だぞ」
と言われればそこまでなんですがね。
何も言い返せねぇ。「じゃあ乗るな」とさえ言われそう。
モンキーちゃんは2年で2万キロ走って
故障はゼロ、それはもう快調に走ってくれていました。
よく「バイクの故障は3万キロから」とか言われますから、
滑稽なことを言っているのかも知れませんが。
特に、ロイヤルエンフィールドについては昔のイメージから
「壊れやすい」というイメージが未だ根強いみたい。
実際、昔は相当壊れやすかったそうですね。
日本製のバイクではまず考えられない所が故障してたみたい。
ただ、2020年前後あたりからインドの工場での
大規模な製造工程と設備などの見直しがあったらしく、
今と昔では別物というレベルで品質は向上しているようです。
それを裏付ける様に、メーカー保証は3年(+距離無制限)だそう。
国産の4大メーカーの2年(スズキは実質3年ですが)に比べると、
・・・なんか結構自信ありそうなんですよね。
幸い東大阪に正規ディーラーがあるので、家から30分くらいで
メンテに出せる、と思うとそこは割と運が良かったのかもしれない。
むむむ・・・これは信じて良いってことだろうか、
国産バイクでも整備してないと壊れる時は壊れるしな。
気に入ったバイクにしないと後悔しちゃいそうなんで
妥協はしたくないし。2位じゃダメなんですか?
とはいえ、やはり外車なりの品質というか、
故障や品質に対する文化の違いは当然あるでしょう。
日本の4大メーカーが壊れ無さすぎ、
というのも大いにあるでしょうし。
贅沢な悩みではありますが、
ロイヤルエンフィールドのバイクを所有するのに
簡単に踏み切れない要因は結局のところそこなのです。
こればっかりは堂々巡りですよね。
結局は思い切りが必要なんでしょう。
さてさて・・・
色々とインプレっぽいことを書きましたが、
総評は・・・100点満点で90点!!
後の10点は大本命の「classic350」に残したいと思います。
あるいは「classic650」か、最近発表があった「Bullet650」か
はたまたトライアンフの「ボンネビルT100」か・・・。
いつか大型免許を取得して、
ディーラーの試乗でもいいから
このあたりにも乗ってみたい。
いずれ何かしらのバイクを買うのなら、
その上で検討したいですね。
さて、このあたりで一旦終わりにしておきます。
次回は、いよいよ淡路島の旅の模様を
まとめたいと思います。
それでは、また。
BRIDGE WORKS 宮地 康行
今回は趣味回です。
久しぶりにバイクでツーリング、してきました。
私が個人的にずっと気になっていた
「ロイヤルエンフィールド」というメーカーの
「Meteor (メテオ) 350」というバイクをレンタル。
ずっと乗りたかった。
過去に「Classic350」という兄弟バイクは
ディーラーで試乗した事はあったのですが、
あくまで試乗なのでしっかりとした乗り味は確認できず、
ずっと悶々としておりました。
今回は朝から晩まで予約してレンタルしたので、
気合いを入れて淡路島を一周してきました。
まずは今回の相方のご紹介。Meteor(メテオ)350です。
文章もインプレ的な感じにしてみました。
※なんかめちゃくちゃ長くなったので、淡路島での旅は次回に上げます。
※淡路島一周の旅ブログは→こちら
「メテオ」と言えば、
私は1987年生まれ、先月で38歳になりました。
子供時代の全てをスーパーファミコンに捧げた世代です。
「メテオ」という言葉を耳にすれば
「ファイナルファンタジー4」というゲームに出てくる
魔法「メテオ」が真っ先に浮かびます。
「いいですとも!!」←名台詞
・・・ね?
(何の話やねん)

Meteor350 (ロイヤルエンフィールド)
今では排ガス規制の影響で珍しい空冷単気筒※のバイク。
※空冷とは、エンジンの熱を走行風で冷やすだけのシンプル構造なエンジン。
※単気筒とは、エンジンの中の「ガソリンが爆発する部屋」が一つである事。
空冷エンジンの何が良いかって、独特の鼓動感と見た目。
水冷エンジンのデザインはのっぺりしてるというか
無駄が無さすぎて何とも味気なく感じてしまって。
これは好みの問題なので、
水冷がダメなエンジンって話ではありませんよ。
むしろ色々な面で水冷の方がメリットは多いかも。
空冷の方が私は好きってだけでございます。

空冷エンジンの画像。エンジンを取り囲むようなギザギザが冷却フィン。
空冷は、シンプルかつ昔ながらのエンジン構造なので、
見た目からしてレトロなデザインと相性バッチリなんですよ。
空冷ならではの冷却フィン、エンジン周辺のギザギザな部分。
これこそが空冷エンジンの機能美の象徴。
このギザギザに走行風が入り込むことで
効率よくエンジンを冷やすことが出来るのです。
さて、Meteor350の話に戻ります。
排気量は350cc (モンキーちゃんのほぼ3倍!!)
普通自動二輪免許で乗れる中では大きめのバイクです。
馬力は20.2ps/6,100rpm
トルクは27Nm/4,000rpmと、
排気量の割にはかなり非力に感じる数値。
※最大トルクを4000回転で発生させるのは中々だが。
結構ネットで、
Meteor350は「非力」「高速道路は無理」という
書き込みをよく目にしていたので、(GB350も同様)
正直「実際はどうなんだろう」と気になっていたんです。
実際のところはと言うと・・・。
結論から申し上げるとするならば、
「確実に非力ではあるが、乗り方次第で気持ちいい」
です。
高速道路での巡航速度が
普段60~90km/hくらいのトコトコライダーにとっては、
排気音や鼓動感の良さが目立ち、最高に感じるでしょう。
高速道路での巡航速度が
普段100~120km/h以上のブンブンライダーにとっては
加速の悪さ、速度の遅さが目立ち、最悪に感じると思います。
そういうバイクです。断言できます。
正直「350ccにしては」高速域でもたつく感じは否めません。
そういう意味では数字通りの性能なのかな?
とは言え、(これは個人的に感じたことですが)
今回西宮あたりから淡路まで高速道路を100km/h帯も含め
制限速度までしっかり使って走りましたが、
物足りないと感じた事は一度もありませんでした。
少なくとも私にとっては必要十分に感じましたね。
こればっかりは個人の感覚によるので、異論はあるでしょうが。
でも、正直、250ccで馬力24psのスズキGSR250の方が
明らかに非力でした。所有していたので分かります。
※90km/hを越えたあたりで振動でミラーガタガタだったのは良い思い出・・・
100km/h巡航でたまに追い越しをかける、
というアグレッシブな乗り方がしたい、という条件なら
結構フラストレーションは溜まりそうです。
「余裕を残して長距離を巡航する」という意味合いでは
「それならメテオ350だ」とは到底ならんでしょうね。
私もそこはそう思います。
「GB350は遅いしかったるい」
本当によく見かけるコメントです。
それは、もう、某かずきさんのセリフを引用しますが
「そんなこと言ったってしょうがないじゃないか」
ってやつです。しょうが無いんです。
所詮は中型バイク。400cc以下のエンジンの
バイクなんて本来こんなもんですよ。
Ninja400やCB400SFあたりが化け物なだけで。
その子が持ってる魅力で勝負させてあげてください。
長くなっちゃった。
一番お伝えしたかった話題なので、ご勘弁を。
では、本題に戻ります。
「下道が1番気持ちよく走れる」という意見も多く、
これには私も大いに同意です。実際そうでした。
さっさと5速に入れて50~60km/hで流すと1番気持ちいい。
3速や4速でも十分余裕で走れるのですが、5速の方が
低回転が安定して、その時の鼓動感が特に良い。
そう、鼓動感が最高に気持ちが良いのです。
「ドッドッドッ」と小気味良いサウンドが
非常に心地よい。乗っていて幸せな気分になります。
いつまでも走っていたくなる。そして、
走り出せば「スタタタタンッ」という
まるで地面を蹴り上げるかの様な軽快な音と共に
力強くバイクを前に押し出してくれる感覚。
モンキーちゃんも一応空冷単気筒なので、
ここは同様に気に入ってましたが、さすがの排気量。
心地よさが段違いでした。ごめんねモンキー!!
ちなみに、淡路島の帰りに渋滞に巻き込まれ、
1時間近くストップ&ゴーを強制的にさせられましたが、
マイルドな味付けが幸いしてか、ピーキーな感じもなく、
クラッチレバーも重くなく割と楽ちんでした。
これは中々ポイント高いですよ。
車重は191kgと、数字の割には重く感じず、取り回しも
比較的楽でした。決して軽くはないですが。
樹脂にメッキが多い日本のバイクに比べて、
ロイヤルエンフィールドはフェンダーやボディは
鉄やスチールにこだわってるらしいです。
同社のクラシック650なんか242kgですよ?ビビるて。
古き良きクラシカルなバイクを目指すなら、
樹脂製パーツは邪道、と判断したのでしょう。
それで良いと思います。
乗車姿勢はほぼ直立。気持ち前傾くらい。
手の長さで変わりそうですね。私はピンと腕を伸ばし切って
ようやく直立できた感じです。
腰痛持ちの私としては、直立姿勢が一番ありがたいので、
少し腕を曲げた状態で直立でいたかった部分は否めませんが、
それでも淡路島一周しても腰は痛くならなかったので、
シートの質感やサスペンションとのバランスが
絶妙なんだなと感じました。
コーナリングも、クルーザー寄りな車体
にしては問題なくサクサク曲がれました。
フロントタイヤは19インチと大きめで、曲がろうと
思ってからワンテンポ遅れて曲がり出すイメージ。
ただ、慣れればどうって事は無いと思います。
峠道でも、マンホールや小石などを避ける程度の
余裕は残した状態でカーブをクリアできたので。
「カーブの気軽さ」という点においては
モンキー125が圧勝かな。ある意味当たり前ですが。
モンキーちゃんに慣れ過ぎていたこともあって
どうしても重めに感じてしまったのは否めません。
モンキーちゃんが軽すぎるんですけどね。
シート高はカタログ値で765mm。私の身長は168cm。(多分)
片足はベタベタでしたが、意外と足が広がってしまうので、
結局爪先立ちの方が安定するのかな、という印象でした。
言うてもアメリカンよりは高いシート高だと思うので、
アメリカンバイクの感覚でいると油断すると思います。
それでもつま先は指の付け根までしっかり地面に付いてました。
車重はあるかも知れないけど、意外と安定感あります。
よほど変な事しない限りは立ちゴケしないんじゃないかな。
燃費に関してはメーカー公表の数値はカタログ記載はなく、
今回淡路島を一周した時の距離を返却時の給油量で割る
いわゆる「満タン法」で計算してみました。
この日は256.7km走り、6.5リットル給油したので、
単純計算で39.4km/Lという結果に。
ライバル車のホンダGB350の燃費が
WMTCモード値で39.4km/Lという事を考えると
気持ち悪いくらいにピッタリな数値。
今回はほとんど信号のない道だったし、
無茶苦茶な運転もしてないから、街乗りメインだと
そうはいかんのやろうけども。
Meteor350のタンク容量は15リットルなので、
これまた単純計算ですが、Meteor350の
航続距離は591kmということになります。
大阪→東京間を無給油で走っても2~3リットル余る計算。
東京に着いてからガソスタ探しても十分間に合います。
モンキー125の392kmも(タンク容量にしては)
大概モンスターですが、Meteor350も凄まじいですね。
これも空冷単気筒ならではの燃費でしょうか。
この辺があるから大型バイクと迷うんですよね。
維持費で大きな差がつくのは燃費だと思ってます。
あとエンジンオイル。あとチェーン。
あ、あとタイヤ(結構あるがな)

メーター周りは結構スッキリ。
タコメーターが無いのは若干残念ですが、
ギアインジケーターはやっぱり便利だった。
モンキーちゃんには無かったから、
「今何速だ!?」となるもどかしさから
開放されるストレスフリー。いいね。
右の小さな丸いモニターは画像では時計表示ですが、
本来は専用アプリ連動の簡易ナビだそうです。
今回はレンタルなので使用できずでしたが、
ロイヤルエンフィールドの専用アプリと連動してるそうで、
スマホをホルダーに固定しなくても矢印とそこまでの距離を
表示してくれるそうです。(○○m先、→、みたいな)
実際使うと結構便利だろうな。正確かどうかは分かりませんが。
夜はメーターの光り方がめちゃくちゃエモい。(撮り忘れました)
これだけで夜のツーリングが楽しくなります。

シートは上級グレードのためか、
バックレスト付きのオプションシートでした。
硬すぎず柔らかすぎず、適度なクッション性があって、
10時から18時半までガッツリ乗っても
一度もお尻が痛くなりませんでした。さすが。
デザインもしっかりセパレートな感じで
レトロ感に一役買っています。
やっぱりこうで無くちゃ。
良い所ばっかり挙げていて、
悪い所を書いてないことに気づきました・・・。
1日レンタルしただけでは分からない、ってのは
あるかもしれませんが、本当に悪い点が無かったんですよね。
見た目良し、乗り心地良し、燃費よし、価格よし。
・・・ね?
強いて言うならやはり馬力についてでしょうか。
とは言え万人受けはしないのでね。しょうがない。
あとは、グレードによってはスポークホイールです。
これも価値観によりますが、チューブタイヤなのは
正直パンクやら何やらが気になるのは否めません。
スポークはちゃんと手入れしないと錆びやすいし。
気になる方はキャストホイールのグレードを選びましょう。
私自身、クラシック350(またはブリット)を本格的に
検討しているのですが、そういう意味でどうしても気になる点
というか、拭えない不安、というものがあります。
それは、ロイヤルエンフィールドを所有するにあたって、
「故障率」そして「維持費」、さらには「部品供給」などが
十分なのかどうか。
ロイヤルエンフィールドに限らずですが、外車は総じて
国産と比べてしまうと故障や修理に対するネガなイメージは
どうしても付き纏いますよね。
「外車を所有するってそういう事だぞ」
と言われればそこまでなんですがね。
何も言い返せねぇ。「じゃあ乗るな」とさえ言われそう。
モンキーちゃんは2年で2万キロ走って
故障はゼロ、それはもう快調に走ってくれていました。
よく「バイクの故障は3万キロから」とか言われますから、
滑稽なことを言っているのかも知れませんが。
特に、ロイヤルエンフィールドについては昔のイメージから
「壊れやすい」というイメージが未だ根強いみたい。
実際、昔は相当壊れやすかったそうですね。
日本製のバイクではまず考えられない所が故障してたみたい。
ただ、2020年前後あたりからインドの工場での
大規模な製造工程と設備などの見直しがあったらしく、
今と昔では別物というレベルで品質は向上しているようです。
それを裏付ける様に、メーカー保証は3年(+距離無制限)だそう。
国産の4大メーカーの2年(スズキは実質3年ですが)に比べると、
・・・なんか結構自信ありそうなんですよね。
幸い東大阪に正規ディーラーがあるので、家から30分くらいで
メンテに出せる、と思うとそこは割と運が良かったのかもしれない。
むむむ・・・これは信じて良いってことだろうか、
国産バイクでも整備してないと壊れる時は壊れるしな。
気に入ったバイクにしないと後悔しちゃいそうなんで
妥協はしたくないし。
とはいえ、やはり外車なりの品質というか、
故障や品質に対する文化の違いは当然あるでしょう。
日本の4大メーカーが壊れ無さすぎ、
というのも大いにあるでしょうし。
贅沢な悩みではありますが、
ロイヤルエンフィールドのバイクを所有するのに
簡単に踏み切れない要因は結局のところそこなのです。
こればっかりは堂々巡りですよね。
結局は思い切りが必要なんでしょう。
さてさて・・・
色々とインプレっぽいことを書きましたが、
総評は・・・100点満点で90点!!
後の10点は大本命の「classic350」に残したいと思います。
あるいは「classic650」か、最近発表があった「Bullet650」か
はたまたトライアンフの「ボンネビルT100」か・・・。
いつか大型免許を取得して、
ディーラーの試乗でもいいから
このあたりにも乗ってみたい。
いずれ何かしらのバイクを買うのなら、
その上で検討したいですね。
さて、このあたりで一旦終わりにしておきます。
次回は、いよいよ淡路島の旅の模様を
まとめたいと思います。
それでは、また。
BRIDGE WORKS 宮地 康行
