2023/01/17
ダイニングテーブルのサイズ選び
こんにちは。宮地です。
本題に入る前に料理の話を少し。
休みの日は自分で料理するのですが、
これがまた楽しい。
人に会う予定が無い日は (ほとんどがそうですが)、
生姜とニンニク満載のスタミナ豚丼を作ったり、
牛すじと赤ワインをたっぷり入れたシチューを作ったり。
贅沢しすぎ・・・?でもでも、
普段は簡単な炒め物とか、冬はお鍋とかを基本にしてるし、
冷蔵庫の状況によっては千切りキャベツだけの時もあるし、
たまの贅沢だから・・・良い・・ですよ・・ね・・・?
・・・良い・・・・・・です!!(断言)
さて、そんな食いしん坊な宮地がお届けするのは、
ダイニングテーブルのサイズ選びについて。
2人掛け・4人掛け・6人掛け・・・。
よく聞くテーブルのサイズを現す言葉ですが、
結局のところ、それぞれどれくらいの面積なの?
・・・っていうか、ダイニングのサイズって
そもそもどう選ぶのが正解なの?
という方、必見です!
まずは、基本となる話から。
ホテルやレストランなどの食事の場では、
「1人あたりが食事に必要な最低限のスペース」
として、ある程度の基準が決まっていて、それは
1人あたり幅60cm×奥行40cm
と言われています。(諸説あります)
例えば、飲食店を開業する際、
横1列に10人座れるカウンター席を作りたい場合、
幅60cm×10人で、単純計算で幅600cm位は要るんだ、
という大まかな数字が、簡単に分かります。
あとは実際の採寸に合わせて微調整するわけですが、
そういう時に使う基準としては非常に便利ですよね。
当然ながら、
この考え方は一般家庭のテーブルでも
同様に当てはめることが可能ですので
私も良くこの数字を使って接客しています。
参考までに、対面2人ずつの
4人掛けテーブルを想定したイラストを用意しました。

簡単に作ったイラストですみません。(秒で作りました)
この60×40cmのスペースを、
カウンターであれば横1列に、
テーブルであれば対面2列に
普段の食事に必要な人数分並べれば、
ある程度必要なテーブルの大きさが
簡単に計算することができる、という訳です。
つまり、
対面1人ずつの2人掛けだと、W60×D80cm
対面2人ずつの4人掛けだと、W120×D80cm
対面3人ずつの6人掛けだと、W180×D80cm
という具合です。
「対面1人ずつの2人掛けって何?」と思った方。
このサイズのテーブル、一般的な感覚の人間なら
ほぼ間違いなく1度は使ったことあるはずです。
そう、レストランやフードコートなどで。
「4人で座るときは2つ並べて使う2人掛けのテーブル」
と言えばイメージが湧くでしょうか?
それがまさにW60×D80cmのサイズであることが多いです。
もちろん、これらの数字はあくまで基準となる数字なので、
もし「最大人数」で「毎日」使う、となると
実際は狭いと感じることが多いようです。
4人掛けの場合で説明しますと、
幅120cmのテーブルに大人2人が横並びに座ると、
食べ方や座る位置によっては肘同士が当たったりします。
たまの外食とかであれば特には気になりませんが、
これが家で毎日となると、人によってはストレスかも。
なので、120cm+αとして、
隣の人とのゆとりがどれくらい欲しいのか。
でサイズを決めれば良いのです。
別に不便に感じない、ということであれば
120cmのままで検討しても良いでしょうし、
可能な限り広くしたい、ということであれば
160cmとやや大きめに検討するのも良いでしょう。
奥行に関しましては、
概ね80~90cmとなることがほとんどです。
正方形や円形でない限り、90cm以上は広すぎるため
お部屋のスペース的にもあまり現実的ではありません。
お鍋やたこ焼きパーティーなど、スペースを必要とする
食事やパーティーの頻度や、ティッシュや調味料などの
アイテムを常にテーブルの上に置いておきたいかどうか、
などで考えてみてください。
あとは、実際にそのテーブルを自宅に置くことを
イメージして、予定しているスペースに収まるのかを
しっかり計算してください。
ある意味ここが一番重要かも知れませんね。
入らない、ということ程悲惨なことはありません。
最後に、私の知識と経験と独断と偏見で決めた、
「テーブルサイズ別の横幅を決める基準」を
わかりやすい(?)一言でまとめておりますので、
参考にしてみてください。
1~2人掛け ( 対面1人ずつ )
W60cm=お鍋や焼肉をするには狭いかも
W80cm=割と余裕あり(鍋もOK)
W100cm=デスク替わりにも
W120cm=たまには友達呼べます
4人掛け ( 対面2人ずつ )
W120cm=毎日4人は狭いかも
W135cm=特段大きな問題はない
W150cm=充分広いです
W160cm=お誕生日席にもう一人
W180cm=ゆとりある暮らし
W200cm=もはや6人
6人掛け ( 対面3人ずつ )
W180cm=真ん中の人は窮屈かも
W200cm=広すぎず狭すぎず
W220~240cm = 場所に余裕があるなら理想的
こんなところでしょうか。
私の主観が存分に入っておりますので、場合によっては
「そんなことない!」と思う方もおられるかもしれませんが、
あくまで目安と捉えていただけると幸いです。
本当はまだまだお伝えしたいことがあるのですが、
長すぎると読み疲れちゃうのでここまでにしますね。
より詳しくは、お店に居る宮地を捕まえて
存分に質問責めにしてください。
・・・・それでは、また。
BRIDGE WORKS 宮地 康行
本題に入る前に料理の話を少し。
休みの日は自分で料理するのですが、
これがまた楽しい。
人に会う予定が無い日は (
生姜とニンニク満載のスタミナ豚丼を作ったり、
牛すじと赤ワインをたっぷり入れたシチューを作ったり。
贅沢しすぎ・・・?でもでも、
普段は簡単な炒め物とか、冬はお鍋とかを基本にしてるし、
冷蔵庫の状況によっては千切りキャベツだけの時もあるし、
たまの贅沢だから・・・良い・・ですよ・・ね・・・?
・・・良い・・・・・・です!!(断言)
さて、そんな食いしん坊な宮地がお届けするのは、
ダイニングテーブルのサイズ選びについて。
2人掛け・4人掛け・6人掛け・・・。
よく聞くテーブルのサイズを現す言葉ですが、
結局のところ、それぞれどれくらいの面積なの?
・・・っていうか、ダイニングのサイズって
そもそもどう選ぶのが正解なの?
という方、必見です!
まずは、基本となる話から。
ホテルやレストランなどの食事の場では、
「1人あたりが食事に必要な最低限のスペース」
として、ある程度の基準が決まっていて、それは
1人あたり幅60cm×奥行40cm
と言われています。(諸説あります)
例えば、飲食店を開業する際、
横1列に10人座れるカウンター席を作りたい場合、
幅60cm×10人で、単純計算で幅600cm位は要るんだ、
という大まかな数字が、簡単に分かります。
あとは実際の採寸に合わせて微調整するわけですが、
そういう時に使う基準としては非常に便利ですよね。
当然ながら、
この考え方は一般家庭のテーブルでも
同様に当てはめることが可能ですので
私も良くこの数字を使って接客しています。
参考までに、対面2人ずつの
4人掛けテーブルを想定したイラストを用意しました。

簡単に作ったイラストですみません。
この60×40cmのスペースを、
カウンターであれば横1列に、
テーブルであれば対面2列に
普段の食事に必要な人数分並べれば、
ある程度必要なテーブルの大きさが
簡単に計算することができる、という訳です。
つまり、
対面1人ずつの2人掛けだと、W60×D80cm
対面2人ずつの4人掛けだと、W120×D80cm
対面3人ずつの6人掛けだと、W180×D80cm
という具合です。
「対面1人ずつの2人掛けって何?」と思った方。
このサイズのテーブル、一般的な感覚の人間なら
ほぼ間違いなく1度は使ったことあるはずです。
そう、レストランやフードコートなどで。
「4人で座るときは2つ並べて使う2人掛けのテーブル」
と言えばイメージが湧くでしょうか?
それがまさにW60×D80cmのサイズであることが多いです。
もちろん、これらの数字はあくまで基準となる数字なので、
もし「最大人数」で「毎日」使う、となると
実際は狭いと感じることが多いようです。
4人掛けの場合で説明しますと、
幅120cmのテーブルに大人2人が横並びに座ると、
食べ方や座る位置によっては肘同士が当たったりします。
たまの外食とかであれば特には気になりませんが、
これが家で毎日となると、人によってはストレスかも。
なので、120cm+αとして、
隣の人とのゆとりがどれくらい欲しいのか。
でサイズを決めれば良いのです。
別に不便に感じない、ということであれば
120cmのままで検討しても良いでしょうし、
可能な限り広くしたい、ということであれば
160cmとやや大きめに検討するのも良いでしょう。
奥行に関しましては、
概ね80~90cmとなることがほとんどです。
正方形や円形でない限り、90cm以上は広すぎるため
お部屋のスペース的にもあまり現実的ではありません。
お鍋やたこ焼きパーティーなど、スペースを必要とする
食事やパーティーの頻度や、ティッシュや調味料などの
アイテムを常にテーブルの上に置いておきたいかどうか、
などで考えてみてください。
あとは、実際にそのテーブルを自宅に置くことを
イメージして、予定しているスペースに収まるのかを
しっかり計算してください。
ある意味ここが一番重要かも知れませんね。
入らない、ということ程悲惨なことはありません。
最後に、私の知識と経験と独断と偏見で決めた、
「テーブルサイズ別の横幅を決める基準」を
わかりやすい(?)一言でまとめておりますので、
参考にしてみてください。
1~2人掛け ( 対面1人ずつ )
W60cm=お鍋や焼肉をするには狭いかも
W80cm=割と余裕あり(鍋もOK)
W100cm=デスク替わりにも
W120cm=たまには友達呼べます
4人掛け ( 対面2人ずつ )
W120cm=毎日4人は狭いかも
W135cm=特段大きな問題はない
W150cm=充分広いです
W160cm=お誕生日席にもう一人
W180cm=ゆとりある暮らし
W200cm=もはや6人
6人掛け ( 対面3人ずつ )
W180cm=真ん中の人は窮屈かも
W200cm=広すぎず狭すぎず
W220~240cm = 場所に余裕があるなら理想的
こんなところでしょうか。
私の主観が存分に入っておりますので、場合によっては
「そんなことない!」と思う方もおられるかもしれませんが、
あくまで目安と捉えていただけると幸いです。
本当はまだまだお伝えしたいことがあるのですが、
長すぎると読み疲れちゃうのでここまでにしますね。
より詳しくは、お店に居る宮地を捕まえて
存分に質問責めにしてください。
・・・・それでは、また。
BRIDGE WORKS 宮地 康行