2021/08/23
羽毛クッションのメンテナンス
店長の光延です!
早速ですが、あなたの好きなクッションは
「羽毛」か「ウレタン」…どちらでしょうか?
このページを見ているということは…前者と推測します。笑
とはいえども!
ふかふかの癒し系な羽毛に対し
ウレタンは弾力のあるしっかり者!
どちらもメリットがあり、悩ましいのですが…
…私は「羽毛派」です。
特にソファでは
「しっかりダラけたいタイプ」
なのです。
これぞ羽毛クッション。ふかふかな雲のよう。
さて!
そんな「羽毛のクッション」ですがみなさん、ご自宅で
↓こんなことになってはいませんか?
…とても生活感のあるソファです。
しかし、これは羽毛クッションの宿命です。
羽毛の割合が多いほど、こうなってしまうのです。
「えっ、すぐダメになるの?!」
ご安心ください、そういうわけではありません。
上の画像のような状態にも、すぐなってしまうのではなく
ずーっと“使いっぱなし”にした場合の例です。
そう、羽毛クッションを使っている方には
普段ふかふかの“癒し”を与えてくれる羽毛への恩返しに
“あること”をしてもらいたいのです。
それは
「叩く」
ということ。
恩返しに…叩く…?!
はい、気が向いたときで構いません。
羽毛というのはとても復元力のある素材です。
その証拠に、先ほどのソファのクッションを
たった1分ほど叩いたところ…
あんなに元気のなかった彼は、見事に立ち直りました。
これです、これが羽毛の復元力です。
(クッションカバーの生地の素材によっては
カバー自体に型崩れの癖がついてしまい、
どうしても元通りにならない場合もありますので
小まめにすればするほどその予防になりますよ。)
また、
「叩くって、どうやって?」
と感じられる方もいらっしゃるかもしれません。
もちろん、叩いてボッコボコにするわけではなく
たった1つのコツをご紹介いたします。
◆空気を含ませるように叩く
このとき、上下をひっくり返したりしながら
中材の偏りを散らすように叩くとより良いです。
カバーの上からでも大丈夫ですが、
たまにはカバーを外して叩くのもいいですね。
さらに、気が向いたときで構いませんので
併せて行なってほしいメンテナンスが
「中の羽毛を乾燥させる」ということ。
羽毛は湿気ると弾力がなくなり、ぺしゃんこになります。
冷奴に乗せた、ふわっふわの鰹節に醤油をかけたら
どうなるか…想像は難しくないはずです。
(私の髪は、湿気で広がりますがそれは別の話ですかね)
乾燥のさせ方は、
小一時間の天日干しと、陰干しがおすすめです。
お布団も乾燥させるとふかふかになりますよね!
~まとめ~
このように、羽毛の製品には
ウレタン製品にない手間がかかる面もあります。
けれどもその分、
羽毛にしかない包容力のある柔らかさと
高級感があります。
いい家具とは…
「手間暇かけたことにしっかり応えてくれる」
そんな、永く付き合えて愛着の湧くものだと
私は思います。
最後に、まだ出会って1年ですが愛着のある
我が家族を紹介します。
羽毛って素晴らしい!(しゅうまい♂)