[COLUMN] Bridge Note

2021/08/28

「何度でも甦る」木材のメンテナンス


みなさん、木の家具は好きですか?

木の家具は特有のぬくもりがあり、
なんだか自然のエネルギーをもらえるような
気もしますね。

本日は、そんな「木の家具」のメンテナンスについて
お話しするのですが、
その前に家具に使われる「木材」の“使われ方”の種類を
ざっくりとお伝えします!

家具によく使われる素材であり、
今回お話しするメンテナンス方法に関わるものは
以下の3種類です。















【プリント化粧板/強化シート】


ウォルナット特有の、流れるような綺麗な木目です。
…が!
こ、こちらは「木材」ではありません!
木材の画像を印刷したものなのです!
木材の種類をお伝えしますと言っておきながら
申し訳ございません。
しかし、近年の木目のプリントの技術は高く、
本物と間違えてしまう方も少なくはありません。
しかし、こちらの仕様は

ご自宅でキズやシミを取るような
メンテナンスは不可

な素材であるため、注意が必要です。
そのためのご紹介…と、いうわけでした。

さて、次からが木材です。











 

突板(つきいた)材


これは、天然木のシートのようなものです。
その厚みは約0.2mmほど。

「そんなペラペラなものをどうやって家具に?!」

と思われるかもしれませんが、
もちろん、そのまま使うわけではありません。
下地となる合板などに貼って使うのです。
それだけで、見た目はほぼ天然木そのもの!
超高級な木材でも、低コストでその雰囲気を
味わうことができる革命的な技術の賜物ですね。
場合によっては、部材の軽量化や
天然木特有の“反り”を避けられるなどのメリットも!
0.2mmの天然木…侮れません。














 

無垢材】


でました!
無垢材。
天然木の「かたまり」です。
高級であることは言わずもがな、
そこには壮大な自然で生き抜いてきた
木のぬくもりがあり、強さも感じられます。
敢えて多くは語らなくてもいいほどに、
それは素晴らしい素材であることを
「感じる」ものです。

さて、前置きが長くなってしまいましたが
いよいよメンテナンスについてお話しします。

〈ご注意点〉
これからご紹介するメンテナンスは
木工用オイルを使用するため、

「オイル仕上げ」の木材を対象としております。



「というより、今すぐ家のこのテーブルの
メンテナンス方法を教えて!」
という方は、
どうぞお気軽に当店へお問い合わせくださいね。
















軽い傷や染み

 
指で触って、段差を感じない程度の傷なら
木工用オイルをうす―く塗って、乾拭きするだけで
ほぼ見えなくなります。(超簡単…very easy.)

傷だけでなく、染みもオイルにより
馴染んで目立たなくなることも。
また、削ったりするメンテナンスではないので、
突板にも有効ですし、
何よりたった数十秒でできてしまうお手軽さ!















ご覧の通り。(左→右)


まるで傷や汚れを消しゴムで消すかのよう…。

また、この「オイルを塗る」ということは
傷や汚れに関係なく、年に1回ほどすることで
木肌の良い状態が長持ちしますよ。
人でいう、化粧水のようなものです。
















上記では取れない傷や染み

さっと一拭き…ではいかなかった!
そんなときはどうするか?

…削りましょう!

削るといっても、
ゴリゴリ削って木材が薄くなるとかではありません。
(物理的には薄くなっているのでしょうが、
まず体感できません)
しかし、表面が薄い突板では
下手に削ると下地が見えてしまいますので
この方法は無垢材であることが原則です。


おおまかな手順は以下の通り。
表面を紙やすりで削る
削って出た木屑を乾拭きし、オイルを塗る
表面を乾拭きし、乾燥させる


以上です!
(木屑で家具や服を汚さないようにしましょう)















綺麗さっぱり!(左→右)


傷が消えるどころか艶まで出て一段と素敵に。


~まとめ~

今回は「木材」の“使われ方”としての種類や
ご自宅でも可能なオイルメンテナンスについて
簡単にですがお伝えいたしました。
本当はもっと詳しくお話ししたいのですが…
それはまた別のコラムにて!
または店頭にお越しの際や、
ご自宅からのお問い合わせにて
いつでもお話しいたします。

最後に…
これだけメンテナンスについてお話ししておきながら
なんですが…
木の家具の使い方は人それぞれですので、
無理に傷や染みを消さなくてもいいんです。

「どうせメンテナンスできるし!」
と、細かいことは気にせずに使うもよし、
常にピカピカに磨くもよし!
または、
敢えて傷や染みを
共に過ごしてきた「思い出」として
全て残すもよし。

こればかりは、傷や染みが味となる
木の家具ならではの楽しみ方じゃないでしょうか?

使う人によって表情が変わる…
嫌でも“あなたらしさ”が表れる、
なんとも愛らしい素材なのです。

 

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