[COLUMN] Bridge Note

2025/01/16

-アニマルスツール- 北の大地を駆け抜ける、旭川の木工技術が産んだスツール

こんにちは、宮地です。

私は今、ポケモンにハマっています。

ポケモンカード?いえいえ、switch?いやいや、









ゲームボーイの。

初代のポケモンですね。(1995年!? ぴったし30年前だ!!)

自宅のクローゼットの奥からこれが出てきて、
「懐かしい!!」となったものでつい。
まだ動くことに驚きつつも、単三電池を二本入れて
思い出をなぞるようにプレイしています。

私が小学校低学年の時にこれが発売されて、
当時はこれが大流行。交換したり対戦したり。
「通信ケーブル」を持っている同級生は神のような
扱いを受けておりました。いやはや懐かしい。

※ポケモンを知らない方々申し訳ありません。読み飛ばしてください・・・。




もうね、この画面だけでワクワクする。
当時の私はカメックスが大好きで、最初に貰えるポケモンは
必ずゼニガメを選んでいました。

今回は敢えてヒトカゲを選んで、レベルを上げまくって
最初のジムリーダーを「ひのこ」でゴリ押しするという
いばらの道を選びました。リザードン、カッコイイよね。

そして、「きりさく」が強すぎる。何これ。

しかも、「かぜおこし」や「かみつく」が
ノーマルタイプだったのに戸惑いました。「かみつく」が
ゴーストタイプに効かなくて、「あれっ!?」と一瞬、
「あ~、そうやった、そうやった」としみじみ。
そもそも、あく・はがねタイプが無かったんだよ。まだね。
コイルもノーマル技で一蹴できてた時代だった。

懐かしさに童心を取り戻したようで心和みました。
任天堂さん、素敵な少年時代を本当にありがとうございます。




さて、本題に入ります。

今回ご紹介するのは、スツール。
と言っても、普通のスツールではありません。

ふさふさ、ふわふわでかわいい
撫で回したくなるような
スツールを紹介します。
 

※価格は、2025年1月現在の税込価格です。
※展示は予告なく変更する場合があります。

アニマルスツールの商品詳細はこちら



アニマルスツール S フォックスホワイト (画像右)
W290 D360 H330 (mm) ¥38,500

アニマルスツールSS バンビ (画像左)
W240 D340 H240 (mm) ¥37,400



こう見えて、スツールなんです。

小さくてかわいいけど、ちゃんと人間が座れます。
ソファの前に置いてオットマン代わりにしたり、
使わない時にはかわいいオブジェとしても大活躍。

白い方はキタキツネ、茶色い方はエゾシカの赤ちゃんを
イメージしたフェイクファーを使用しております。

そう、産地は北海道旭川市。
北の大地に由来する動物たちをモチーフにした
かわいいスツールなのでございます。





オオカミやコヨーテをイメージした毛並みも。(画像上)
ちなみにですが、Lサイズもあります。(画像右上)
こちらはH460mmなので、ダイニングテーブルに
合わせて補助椅子的な役割でも活躍します。






毛並みは非常に美しく、手触りもなめらか。
まるで本物の毛皮のようなリアルな質感です。

数年前に、旭川にある製造会社様を訪ねる機会があり、
その時にちょうどこのアニマルスツールの製造現場を
目の当たりにしました。

見学できたのは仕上げの段階だったのですが、
小部屋の台の上で凛々しく立つスツールの前に数人の
職人さんが横に並んでブラシで丁寧に毛並みを揃えておられ、
「トリマーやないか」と思わず心の中で叫んでしまうほど
その毛並みに対する並々ならぬこだわりに
感動したのを覚えています。





おしりにはかわいい尻尾をあしらい、
小さな子供が座るとなんともほっこり。
座っている所をパッと見ると、子供とスツール、
どちらのお尻に尻尾が生えているか分からないですね。

当店にご来店いただくお客様ももれなく興味津々で、
特にお子様の反応が素晴らしく、目が合うとすぐに
座って触ってテンション爆上がりされておられます。




脚は強度抜群な積層合板を使用。
素材は北海道由来の白樺。(さすが旭川!)
動物の脚をモチーフに躍動感をプラス。
耐荷重は80kgで、一般的な椅子と
なんら遜色ない強度を担保しています。


クッション性も絶妙で上質な座り心地。
デザインに目が行きがちですが、椅子としても一級品。
旭川の家具製造技術が最大限生かされた結果ですね。

旭川は、戦前から続く木工技術の大型産地。
日本の家具5大産地のひとつとして有名です。
※他には大川市、静岡市、高山市、府中市があり、当店では全ての産地で
それぞれ色々な家具を作ってもらっています。いつもありがとうございます。


その中でも旭川は木工産地としては比較的歴史が浅いですが、
他の産地と比べ技術に差があるかと言うと、そうは思いません。
それでも100年以上の歴史はありますからね。

個人的な意見にはなりますが、旭川の木工技術のイメージは
家具に限らず「独創的で細やか、丁寧」という印象。






今回のようなスツールはもちろん、
(別のメーカーですが)木製の甲冑や木製のゴム鉄砲など、
遊び心のあるアイテムでも「本気で」作っています。
ディテールの細部にいたるまで、全力で技術を注ぎ込む
こだわり抜いた逸品が多い印象です。

だからこそ、製品に対する信頼感・安心感が
高い旭川の家具や木工製品には素晴らしいものが多いと
確信しております。


今回はこれで以上です。
当店では外を歩く皆様にも気づいてもらえるよう、
窓際に展示していることが多いので、堀江を散策される際は
是非外からも当店をチェックしてみてくださいね。

でもできれば中に入ってきt


それでは、また。

BRIDGE WORKS 宮地 康行
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