[COLUMN] Bridge Note

2023/09/22

-RIET- 流れる木目を最大限に活かした無駄の無いデザイン

こんにちは、宮地です。

最近、腰を痛めてしまいました・・・。
10年以上前にギックリ腰を経験して以来、
常に腰痛とは戦って参りましたが、今回は久々のピンチ。
現在ギックリ腰まであと一歩、というか、首の皮ならぬ
腰の筋繊維一本で繋がっているようなギリギリの状態です。
痛み出してからもうすぐ1週間が経とうとしております。

腰痛持ちも、慣れてくれば(?)
「これ以上曲げれば腰が逝くな」
というポイントが感覚で分かるので、恥ずかしながら
今はペンギンさんのような動きで生活しております。

屈むような姿勢、特に靴下を履く動作が一番キツイですね。
ちょうど靴下のゴム部分が指先に触れるくらいの、
履けるか履けないかの絶妙な位置でビキッとなるので、
とてももどかしいです。

脳内でミッションインポッシブルのテーマを再生しながら
毎朝靴下と戦っています。私は5本指派なので余計に辛い。

一度経験した方なら分かると思いますが、
ギックリ腰は、本当に操り人形の糸が切れたように
あっさりと倒れますし、立つことはおろか動けません。
刃牙風に言えば、脳を揺さぶられるアレですね。
「アゴにイイのをもらった」時みたいな倒れ方。
あれは気合いでどうにかなる問題では無いですね。
機械で言えば歯車を1個抜かれた状態になる訳ですから。
もうあんな思いはしたくない。なんとか耐え凌ぎます。

皆様も腰にはお気をつけください・・・。
一見何でも無いような動きでも発症するので
油断は大敵ですよ。



・・・さて、本題に入ります。
今回ご紹介するのは、「リエット」テレビボード。
木の温もりを最大限感じることのできるアイテムです。



RIET 2000TVボード ウォルナット 
W2000 D450 H350  (mm)



リエットの最大の特徴は、
「木の魅力」が最大限活かされたデザイン、ということ。

構造自体はとてもシンプルで使いやすく、収納もたっぷり。
前板と天板には贅沢にも分厚い無垢材を使用しており、
なおかつ、前板の装飾は横方向に一本だけ走る細い線のみ。

これは、木目の美しさをより際立たせるために、
ガラスや取手など、余分なものを極力削った結果、
このようなデザインに至った、というわけです。
もちろん、木目は途中で途切れず、全て通しています。

さらに、この横線、ただの装飾ではなく、
しっかりとした機能美でもあるのです。

簡単に言うと、これはリモコンの赤外線を通す隙間です。
扉を閉じた状態でもリモコンの操作が可能なのです。

「こんな細い線でリモコン通るの?」

と、それを知ったお客様からよく聞かれますが、
案外普通にリモコン操作が可能です。
下の画像をご覧ください。


これはデッキ収納部分の内部(画像上)と前板の裏(画像下)。
デッキの収納部分の位置は、ちょうど前板にある装飾の
横線部分の高さにあたります。

前板裏側の画像、この中央部分にご注目ください。
木をくり抜いたような部分があるかと思われますが、
このかまぼこ状にくり抜かれた部分が、リモコンなどの
赤外線の入射角を広げる役割を果たしており、
比較的余裕のあるリモコン受信を可能にしています。

さすがに、扉もないオープンな収納棚や、
面積の広いガラス扉には負けてしまいますが、
ある程度の角度なら特にストレスなく受信します。




気になる収納は、というと、
左右に深い引出がありますので、ソフト類や小物を収納可能。
DVDやブルーレイも立てて入れられるので、背表紙を見ながら
選んで取り出しやすくなっています。
真ん中の大きな引出を開けると、内部で上下に分かれており、
上がデッキ収納、下が浅めの引出収納となっております。

内装は、調湿・防虫効果のある桐材を使用しているので
タンスのように衣類やタオルも安心して収納可能。
AV機器周辺のアイテムが無い場合でも、この引出は
マルチな使い方ができるので非常に助かりますね。



もう少し壁に余裕があるなら、
このようなキャビネットを左右に置いても
良いかもしれません。
完全受注生産のため、やや割高な見積になりますが、
扉を外して作ったり、高さや幅を変えたり、
細かな仕様を変更してオーダーでき、
自分好みな収納が作れるのでおすすめです。


今回はこれで以上です。


無垢材の魅力がたっぷり詰まった
とても素敵なテレビボードなので、
皆様、是非見に来てくださいね。


それでは、また。

BRIDGE WORKS 宮地 康行
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