2018/05/18
私たちが考える、デニムという素材。
〝ジーパン〟や〝ジーンズ〟と呼ばれ
親しまれている〝デニム〟という素材。
当店で採用した理由はいろいろあります。
▶︎FOREST ソファ 3P "ダークブルー"
W1900 D830 H760 SH400
デニムで作られた
ただ、デニムの定義に関して言えば
繊維業界でも実はなかなか曖昧で
カラーデニムもデニムだ!
という人もいれば
インディゴ染めじゃないとデニムじゃない!
なんていう人もいる。
こんな感じで、どうやってお客様に
アナウンスすればいいんだろう....と
最初は私自身も困惑したものです。
扱う人や提案の仕方によって各自で定義すれば
いいんじゃないかなと今は思っています。
BRIDGE WORKSではこの素材を縦糸にインディゴ染色の綿糸(10番手以上)
と定義しています。

▶︎ジーンズ。デニム素材を使って作られたズボン。
当店で採用しているデニム布地は
摩擦に強く、多くの摩擦がかかるソファなどの
椅子張用にと、18オンス※のやや重め(厚め)の
デニム布地を採用しています。
※一般的なジーパンは12~14オンス程度。
※オンス=1平方ヤードあたりの生地の重さ
1オンス=1平方ヤードで約28.3グラム

▶︎洗い加工済の18オンスのデニム布地。
耳から見える横糸に注目。太番手の白い綿糸が
そのボリュームを物語っています。
18オンス以上の厚手のデニム布地を
織り上げるには非常に手間がかかります。
良質なデニム布地を製織させる為には
職人たちの入念なチェックの行き届く
確かな生産システムが必要です。
このため、世界的にも珍しく
そのほとんどが日本国内の三備地区※の
デニム工場で生産されており
日本の工場の技術の高さが伺えます。
当店のデニムも、岡山県の西部
井原市にあるデニム工場で
作られている国産デニムです。
※旧国名、備前、備中、備後の範囲。
岡山県全域と広島県東部を指します。

▶︎岡山県井原市内中心部

▶︎染色から製織、整理加工まで一貫して生産できるのは
国内ではここクロキを含む2社だけです。
国産の厚手デニムの特徴は
布の強さだけではありません。
経年変化の際に現れるデニムの表情も
厚手を採用した理由のひとつ。
厚めのデニムは通常のタイプよりも
少しのシワでも強めに色落ちするのと
クッションのコーナーや境目から
ヒゲがしっかりと現れますので
経年変化によるダメージは出やすくなります。

▶︎厚手デニムに現れるダメージの表情。
ゴツゴツした印象が人気の理由。
強度、表情、織りあがった品質の良さ。
全てが国内生産のデニムにこだわる理由です。
次のブログでは、そのデニムの工程を少しご紹介します。
本日はここまで。
親しまれている〝デニム〟という素材。
当店で採用した理由はいろいろあります。

W1900 D830 H760 SH400
デニムって何?ジーンズって何?
とたまに聞かれますが。
デニムとは
布地そのものの名前を指し
ジーンズとは
デニムで作られた
ズボンの事を言います。
ただ、デニムの定義に関して言えば
繊維業界でも実はなかなか曖昧で
カラーデニムもデニムだ!
という人もいれば
インディゴ染めじゃないとデニムじゃない!
なんていう人もいる。
こんな感じで、どうやってお客様に
アナウンスすればいいんだろう....と
最初は私自身も困惑したものです。
扱う人や提案の仕方によって各自で定義すれば
いいんじゃないかなと今は思っています。
BRIDGE WORKSではこの素材を
縦糸にインディゴ染色の綿糸(10番手以上)
横糸に白い綿糸を使った綾織の綿織物。
と定義しています。
▶︎ジーンズ。デニム素材を使って作られたズボン。
当店で採用しているデニム布地は
摩擦に強く、多くの摩擦がかかるソファなどの
椅子張用にと、18オンス※のやや重め(厚め)の
デニム布地を採用しています。
※一般的なジーパンは12~14オンス程度。
※オンス=1平方ヤードあたりの生地の重さ
1オンス=1平方ヤードで約28.3グラム

▶︎洗い加工済の18オンスのデニム布地。
耳から見える横糸に注目。太番手の白い綿糸が
そのボリュームを物語っています。
18オンス以上の厚手のデニム布地を
織り上げるには非常に手間がかかります。
良質なデニム布地を製織させる為には
職人たちの入念なチェックの行き届く
確かな生産システムが必要です。
このため、世界的にも珍しく
そのほとんどが日本国内の三備地区※の
デニム工場で生産されており
日本の工場の技術の高さが伺えます。
当店のデニムも、岡山県の西部
井原市にあるデニム工場で
作られている国産デニムです。
※旧国名、備前、備中、備後の範囲。
岡山県全域と広島県東部を指します。

▶︎岡山県井原市内中心部

▶︎染色から製織、整理加工まで一貫して生産できるのは
国内ではここクロキを含む2社だけです。
国産の厚手デニムの特徴は
布の強さだけではありません。
経年変化の際に現れるデニムの表情も
厚手を採用した理由のひとつ。
厚めのデニムは通常のタイプよりも
少しのシワでも強めに色落ちするのと
クッションのコーナーや境目から
ヒゲがしっかりと現れますので
経年変化によるダメージは出やすくなります。

▶︎厚手デニムに現れるダメージの表情。
ゴツゴツした印象が人気の理由。
強度、表情、織りあがった品質の良さ。
全てが国内生産のデニムにこだわる理由です。
次のブログでは、そのデニムの工程を少しご紹介します。
本日はここまで。