2024/09/12
-SONO- 十人十色ならぬ、六木六色。個性を活かした一風変わった収納家具。
こんにちは、宮地です。
先日、元同僚の友人たちとウェイクボードをしに
仲良く琵琶湖へ行ってきました。
ウェイクボードとは、スノーボードのようなボードを装着し
ロープを掴んでボートに引っ張ってもらい水面を滑る、という
マリンスポーツです。(説明合ってる?)
ボートへ向かう途中の1枚。
南国風な雰囲気が漂っていますが、
ここは琵琶湖、滋賀県です。
正直に言って、水質はあまり良くないですが、
そこはご愛嬌、という事で・・・。
ボートからの友人による撮影。真ん中の黒い影のような物体が宮地です。
一見すると颯爽と波を乗りこなしているように見えますが、
その実は真逆。振り落とされないように必死に
波にしがみついています。そう、必死に。
3度目なので結構慣れてはきましたが、まだまだ何とかして
滑っている、という程度。ジャンプはもちろん、技なんて
する余裕はありませんが、下手な割にかなり楽しめました。
ひとまずの目標は、「自在に方向転換ができること」です。
波にしがみつくだけでなく、それなりに左右に自由が効くように
動くことができればもう少し楽しいかな、と思っています。
来年こそは・・・!
・・・頑張ります。
さて、そんな全身筋肉痛の宮地が
今回ご紹介するのは引き続き広松木工展より、
期間限定で展示中の収納家具たち。
それぞれ個性がしっかり活きた素敵な
収納家具を紹介します。
SONO チェスト&ドア 168
その名も「SONO(ソノ)」シリーズ。
カラフルな前板が特徴的ですね。
この色は、塗装しているのではなく、
木材それぞれの自然な色をそのまま活かして
デザインされているのです。
前板は全部で13段ありますが、それぞれ上から
メープル
チェリー
ウェンジ
チーク
ウォールナット
パドゥーク
と、6つの木材を2周ほど並べてカラフルに仕上げています。
特にパドゥークはあまり見ない木材かと思いますが、
鮮やかな赤い色が特徴で、その硬い特性を活かして
木琴やギターなどの楽器に使われたりもしています。
塗装もせずにこのカラフルさを表現できる企画力には脱帽です。
SONOシリーズの収納家具の特徴はそれだけではなく、
その収納力のトリッキーさにもあります。
前板や取手の数から、「とんでもない量の薄い引出」を
イメージした方、居たら正直に手を挙げてください。
無理もありません。誰でも初見はそう思うものです。
(それはそれで書類の小分け収納に便利そうではありますが・・・。)
両端は大きな片開きの扉収納で、中央の2列を
ランダムな深さの引出にした、思い切ったデザインです。
そう、見事にランダムな収納バランス。
そしてそれを嫌味のない遊び心として表現できてしまう
広松木工のセンスが光っていますね。
これはどこに何を収納しているのかを完全に把握するのは
至難の技。テプラを貼りまくりたくなることうけあいです。
が、できれば、それは避けていただきたい・・・。
木の色が様々なので、木の種類が統一されたお部屋でも
アクセントになりますし、ダイニングとリビングで樹種を
分けている場合、例えば、ダイニングはウォルナットだけど
リビングはオークで揃えてる。などの場合は、
ダイニングとリビングの間を取り持つように境目に
配置するのもひとつの技かも知れませんね。
存在感もバッチリなので、リビングの主役になることも
当然可能です。その場合は、広いスペースをうんと使って
最大限主張させちゃいましょう。
また、使い込むうちにそれぞれの木材の特性によって
色味の経年変化を楽しむことができます。
特にチェリーは初めはとても薄い色ですが、気が付けば
ウォールナットと間違えるレベルの濃い色に変わります。
純粋に木目を見て楽しむのがおすすめな使い方(?)です。
サイズ違いもあり、今回の広松木工展では
先ほど紹介したチェスト&ドア168の他に
右側の細身のチェストも展示中です。
小さいですが、これはこれで良いアクセントになります。
玄関先に置いて家族をお出迎えするもよし、ベッド脇に置いて
可愛く寝室を彩るもよし。
隙間を埋めるように置くのもひとつかも知れませんが、
折角ならゆとりあるスペースにポツンと置いてあげる方が
この子にとっては良い置き方かもしれませんね。
小さくても十分主張してくれるので。
今回はこれで以上です。
ここからは番外編。
SONOシリーズを語る上で欠かせないアイテムを
もう少しだけご紹介させてください。
その名も「SONO ビーンズ」。
名前の通り、木材を丸く加工した大きな豆のような、
広松木工を象徴するアイテムのひとつです。
家具を作る際に出る端材を1~3cm角のサイコロ状に
カットし、大きめの洗濯機の様な機械に入れて回すだけ。
機械の内側はサンドペーパーが付いているので、
端材同士がぶつかり合いながら徐々に丸くなるらしいです。
まるで川の流れで少しずつ丸くなる小石のよう。
お子様の手にもよく馴染むサイズ感。
自然由来のオイルを使用しているので、
赤ちゃんが間違えて噛んだり舐めたりしても安心です。
飲み込みだけは十分注意してあげてくださいね。
大きさや色は完全にランダム。
これという明確な用途はありませんが、
それなりな深さのあるボウルなどの食器にゴロンと
移し替えるだけで立派な置き物に変身します。
無塗装も選べますので、
アロマオイルを染み込ませてちょっとした
ディフューザー代わりにもおすすめです。
端材を使った商品の一例
広松木工では、世の中で「SDGs」が騒がれる
10数年も前からこう言った取り組みを行っており、
SONOビーンズの他にも、木の端材でリバーシなどの
雑貨を作ったり、ソファなどの張地の端材で
ティッシュケースや鞄を作ったりもしています。
端材で作った雑貨の売り上げの一部をユニセフ等に
寄付されているそうです。
広松木工の環境への想いが、こうして素敵な雑貨も
産んでいると思うと、本当に頭が上がりません。
いつも最高な商品を提供くださりありがとうございます。
今度こそ以上です。
次回は、広松木工展も終盤。
座り心地抜群なソファを紹介いたします。
それでは、また。
BRIDGE WORKS 宮地 康行
先日、元同僚の友人たちとウェイクボードをしに
仲良く琵琶湖へ行ってきました。
ウェイクボードとは、スノーボードのようなボードを装着し
ロープを掴んでボートに引っ張ってもらい水面を滑る、という
マリンスポーツです。(説明合ってる?)
ボートへ向かう途中の1枚。
南国風な雰囲気が漂っていますが、
ここは琵琶湖、滋賀県です。
正直に言って、水質はあまり良くないですが、
そこはご愛嬌、という事で・・・。
ボートからの友人による撮影。真ん中の黒い影のような物体が宮地です。
一見すると颯爽と波を乗りこなしているように見えますが、
その実は真逆。振り落とされないように必死に
波にしがみついています。そう、必死に。
3度目なので結構慣れてはきましたが、まだまだ何とかして
滑っている、という程度。ジャンプはもちろん、技なんて
する余裕はありませんが、下手な割にかなり楽しめました。
ひとまずの目標は、「自在に方向転換ができること」です。
波にしがみつくだけでなく、それなりに左右に自由が効くように
動くことができればもう少し楽しいかな、と思っています。
来年こそは・・・!
・・・頑張ります。
さて、そんな全身筋肉痛の宮地が
今回ご紹介するのは引き続き広松木工展より、
期間限定で展示中の収納家具たち。
それぞれ個性がしっかり活きた素敵な
収納家具を紹介します。
SONO チェスト&ドア 168
その名も「SONO(ソノ)」シリーズ。
カラフルな前板が特徴的ですね。
この色は、塗装しているのではなく、
木材それぞれの自然な色をそのまま活かして
デザインされているのです。
前板は全部で13段ありますが、それぞれ上から
メープル
チェリー
ウェンジ
チーク
ウォールナット
パドゥーク
と、6つの木材を2周ほど並べてカラフルに仕上げています。
特にパドゥークはあまり見ない木材かと思いますが、
鮮やかな赤い色が特徴で、その硬い特性を活かして
木琴やギターなどの楽器に使われたりもしています。
塗装もせずにこのカラフルさを表現できる企画力には脱帽です。
SONOシリーズの収納家具の特徴はそれだけではなく、
その収納力のトリッキーさにもあります。
前板や取手の数から、「とんでもない量の薄い引出」を
イメージした方、居たら正直に手を挙げてください。
無理もありません。誰でも初見はそう思うものです。
(それはそれで書類の小分け収納に便利そうではありますが・・・。)
両端は大きな片開きの扉収納で、中央の2列を
ランダムな深さの引出にした、思い切ったデザインです。
そう、見事にランダムな収納バランス。
そしてそれを嫌味のない遊び心として表現できてしまう
広松木工のセンスが光っていますね。
これはどこに何を収納しているのかを完全に把握するのは
至難の技。テプラを貼りまくりたくなることうけあいです。
が、できれば、それは避けていただきたい・・・。
木の色が様々なので、木の種類が統一されたお部屋でも
アクセントになりますし、ダイニングとリビングで樹種を
分けている場合、例えば、ダイニングはウォルナットだけど
リビングはオークで揃えてる。などの場合は、
ダイニングとリビングの間を取り持つように境目に
配置するのもひとつの技かも知れませんね。
存在感もバッチリなので、リビングの主役になることも
当然可能です。その場合は、広いスペースをうんと使って
最大限主張させちゃいましょう。
また、使い込むうちにそれぞれの木材の特性によって
色味の経年変化を楽しむことができます。
特にチェリーは初めはとても薄い色ですが、気が付けば
ウォールナットと間違えるレベルの濃い色に変わります。
純粋に木目を見て楽しむのがおすすめな使い方(?)です。
サイズ違いもあり、今回の広松木工展では
先ほど紹介したチェスト&ドア168の他に
右側の細身のチェストも展示中です。
小さいですが、これはこれで良いアクセントになります。
玄関先に置いて家族をお出迎えするもよし、ベッド脇に置いて
可愛く寝室を彩るもよし。
隙間を埋めるように置くのもひとつかも知れませんが、
折角ならゆとりあるスペースにポツンと置いてあげる方が
この子にとっては良い置き方かもしれませんね。
小さくても十分主張してくれるので。
今回はこれで以上です。
ここからは番外編。
SONOシリーズを語る上で欠かせないアイテムを
もう少しだけご紹介させてください。
その名も「SONO ビーンズ」。
名前の通り、木材を丸く加工した大きな豆のような、
広松木工を象徴するアイテムのひとつです。
家具を作る際に出る端材を1~3cm角のサイコロ状に
カットし、大きめの洗濯機の様な機械に入れて回すだけ。
機械の内側はサンドペーパーが付いているので、
端材同士がぶつかり合いながら徐々に丸くなるらしいです。
まるで川の流れで少しずつ丸くなる小石のよう。
お子様の手にもよく馴染むサイズ感。
自然由来のオイルを使用しているので、
赤ちゃんが間違えて噛んだり舐めたりしても安心です。
飲み込みだけは十分注意してあげてくださいね。
大きさや色は完全にランダム。
これという明確な用途はありませんが、
それなりな深さのあるボウルなどの食器にゴロンと
移し替えるだけで立派な置き物に変身します。
無塗装も選べますので、
アロマオイルを染み込ませてちょっとした
ディフューザー代わりにもおすすめです。
端材を使った商品の一例
広松木工では、世の中で「SDGs」が騒がれる
10数年も前からこう言った取り組みを行っており、
SONOビーンズの他にも、木の端材でリバーシなどの
雑貨を作ったり、ソファなどの張地の端材で
ティッシュケースや鞄を作ったりもしています。
端材で作った雑貨の売り上げの一部をユニセフ等に
寄付されているそうです。
広松木工の環境への想いが、こうして素敵な雑貨も
産んでいると思うと、本当に頭が上がりません。
いつも最高な商品を提供くださりありがとうございます。
今度こそ以上です。
次回は、広松木工展も終盤。
座り心地抜群なソファを紹介いたします。
それでは、また。
BRIDGE WORKS 宮地 康行