[BLOG] Bridge Note

2018/11/09

カスタマイズ家具にできること ~ダイニングテーブル編①~

数多くある家具の種類の中で
家族皆で同じ時間を共有しながら
会話や団欒に使う『食卓』という家具。

特に『食事』という、家族間の営みの中でも
非常に重要な時間に使われます。

そういうカテゴリのアイテムだけに
『人』や『家族』と『モノ』との関わり方
選び方や使い方次第で大きく変わってきます。

大げさな言い方かもしれませんが、お子様の人間形成にも
深く関わって来ると言っても過言ではありません。

それだけ生活の中でも深い関わりのある『食卓』は
色々ある家具の中でも『こだわるべき』家具
ひとつであると考えています。

BRIDGE WORKSのカスタマイズ家具。
食卓家具も色々カスタマイズが可能です。

〝こだわらないといけない〟ポイントを
以下の通りご紹介させて頂きます。

①サイズ、形をカスタマイズ


▶︎Regal Dining table W1600 D800 H700 194,400yen

まず決めないといけないのは
家族何人で使うのかということ。

2人用なら W600 ~ W800 角の正方形
4人用なら W1300 ~W1500
4~最大5人用ならW1600
6人用ならW1800~W2400

といった具合に、何人で使用したいかによって
各サイズでそれぞれ目安のサイズがありますので
まずは使用人数を明確にしましょう。

W(横幅)D(奥行)H(高さ)は1cm単位
フリーサイズでのオーダーが可能
です。

そして、どのように使いたいかで
使用する形が決まってきます。

配膳のしやすさやテーブルとしての
使用面積の効率を考えれば 四角形 がおすすめ。

会話のしやすさや家族との団欒を大事にしたい。
お部屋のスペースを効率よく使いたい。
お部屋の導線を動きやすくしたいという方は
円形(円卓)テーブル がおすすめです。


▶︎ウォルナットの円形テーブル

どの形でもメリット・デメリットがございますが
どちらのいいとこ取りだったり、デザイン重視で
卵型や楕円形、角丸、台形、5角形などなど...
といった変形テーブル も対応可能です。

ただし、これが全てではありません。

より満足度の高いご提案までには
お客様の家族構成やお部屋の寸法、趣味嗜好や
普段のライフスタイルなど。もっと深いところまでの
暮らしに関するヒアリングが必要です。

是非、スタッフに色々お悩みなど
お尋ね頂ければと思います。

②天板のカスタマイズ

サイズや形が決まったら、今度は天板。
樹種もご覧の通り様々な樹種が選べます。


▶︎選択できる樹種は様々。
左から、オーク、オークブラウン
ウォルナット、ブラックチェリー、メープル

樹種だけでなく、加工方法や材料の種類によっても
見え方は大きく変わってきます。

基本的に選択可能な天板の種類は以下の4つ。

<職人の手作り天板>


▶︎座卓の産地、香川県高松市の職人による手作り天板。

木材という素材の特性を理解し、表現できる表情を
最大限引き出した手作りの天板がこちらです。

通常、横はぎ作業の後はプレナー(鉋加工)で
機械加工され、木口も綺麗に切り取ります。
これにより、天板表面はフラットな仕上がりになり
加工も早く、接合部分の段差や木口の凸凹
鋸の刃痕なども綺麗になります。

ですが、〝素材〟から〝モノ〟に加工されていく
プロセスの途中にある〝モノ〟の姿に
かっこよさや美しさを感じ、デザインとして楽しむ
ことができるのも、日本人独特の感性。

プロセスの姿に美しさを感じた高松の職人さん達は
そこを大事にしたいと、製材した時の鋸の刃痕を
あえて残したまま、横はぎ、節の加工、研磨、塗装
仕上げを全て手作業で行い、ダイナミックな
表情を持つ天板に仕上ました。


▶︎手作り天板(ウォルナット材)の節の表情


▶︎手作り天板(北海道産 楢材)の節の表情

当店の、色々ある天板の中でも
最も手間がかかる仕事をされています。

普段、フラットな天板を作っている材木屋さんが
この天板を見られた時、〝これはやりたくない...〟
と、職人さんのお仕事に脱帽したほどです。

引き出された節や鋸の刃痕などの表情には
木素材でしか味わう事のできない​​​​凄みがあります。

<FAS材(大きな節がない)天板>

▶︎ウォールナットのFAS天板

全米広葉樹製材協会(NHLA)が定める
「FAS規格(First And Seconds)」で
品質最高ランクのFAS材がこちら。

板の最低寸法が幅6インチ以上
長さ8フィート以上でクリアー材(節のない材)の
歩留まりが83.33~100%という基準を満たした
「大きな節のない(小さなものは少量あり)」もの。

表面に鉋加工を施したフラットな天板で、製作に
手間はあまりかかりませんが、こう言った材料は
節の少ないものを育てるのにとても手間がかかり
入手が難しいため比較的高価です。

<No.1材など(節あり)天板>


▶︎ウォールナットの節あり天板

NHLAの定める規格でいわゆる
〝節あり材〟と言われる『No.1』材がこちら。

板の最低寸法が幅3インチ、長さ4フィートで
クリアー材の歩留まりが66.66%
からFASの下限である83.33%未満。

最低でも3インチ×3フィート
もしくは、4インチ×2フィートの
クリアー材が取れなければならない。
「大きな節が一部ある」ものを言います。

このため、〝節あり材〟は
FAS材に比べて比較的安価になります。

〝節〟というのは木の枝になる部分
もしくは枝だったものが幹内に飲み込まれたものが
製材した時に表に出てきた斑点のようなもので
これに関しては、極端に好みが分かれます。

この節が好きだ、木材独特のデザインを楽しみたい。
という方には、安価な分、非常にメリットがあります。

<1枚板天板>


▶︎徳島の見本市でずらりと並ぶ一枚板

展示数に限りはございますが、12月から徐々に
無垢の一枚板も取り扱いをスタートします。

何も考えずに見れば、ただの一枚の無垢の板ですが
一枚一枚違う板の形、節の大きさ、割れの表情など
木材にしかない〝デザイン〟を楽しむ事ができます。

また、その板の形や表面に描かれている
木目などから、その木がどういった場所でどんな歴史を
歩んできたのか、ストーリーを探ることもでき
深い楽しみ方ができるのも魅力の一つです。

今回のテーマはカスタマイズできる内容が多く
どうしても長くなってしまうので、本日はこれまで。

次回は『脚のカスタマイズ』から。