[COLUMN] Bridge Note

2025/08/28

-New Colon-  モデルチェンジ情報

こんにちは、宮地です。


先週、とある用事で九州へ出ていたのですが、
現地にいる時にふと目に入ったニュースで、
鹿児島を横断する台風が発生するかも、と。うそーん。
台風の発生予定時刻はニュース翌日の午前6時ごろ。
私が帰りの九州新幹線に乗る予定の便に重なる時間でした。

「これはいかん」と、あわててJRに駆け込み
前倒して前日の夜に新幹線を取り直しました。
(似た境遇の方が多かったのか、みどりの窓口は混んでました。)

これで一安心、と予定していた時間に駅へ行くも
「約18分遅れ」の表示が。うそーーん。(2回目)
この時点で台風はまだ発生してはいないものの、
熱帯低気圧の影響で結局鹿児島では大雨。
JRの構内放送でも「雨による遅延」と説明が。

「まぁ止まるよりは良いか」と、
遅れた新幹線に乗り込み、無事に発進。
しばらくは順調に走っていたのですが・・・。
博多駅で止まったと思ったら、中々発進しない。

雨の影響はもう無いはずなのにな~、と思った矢先、
「人身事故の影響で運転を見合わせております」と。

うそーーーん。(3回目)

ニュースでたまに見る、
「駅構内で夜を明かす」的な映像が頭をよぎります。
南無三。と覚悟を決め、じっと座して待つこと30分。
動き出したのは意外と早かったですね。ただ、一駅ずつが
信号待ちでじりじり進む感じ。少しずつだが希望が見えてくる。

結局新大阪に着いたのが深夜0時半。
(大雨の遅延も含め、予定の90分遅れ)

車内で夜を明かす事にならなかっただけ不幸中の幸いでしたが、
台風と大雨遅延と事故のトリプルパンチは結構効きましたね。
少々膝にきましたが、良い思い出になったと思い込みます。



さて、ささっと本題に入ります。

今回は新作ソファのご紹介。
以前紹介した"コロン"というシリーズが
フルモデルチェンジとなりました。

L字のソファとしては割とシンプルですが、
国産受注生産とは思えない金額にビックリ。

旧型の構造を元に、徹底したコスト管理により
実現したコスパ最強のソファを紹介します。


それでは参りましょう。
 

※価格は、2025年8月現在の税込価格です。
※展示は予告なく変更する場合があります。




New Colon シェーズロングセット(左右入れ替え可能)
W2450 D850 (1450) H640 SH350 (mm)
張地:ヒマラヤ 木材:レッドオーク
アームレスソファ         ¥170,500
シェーズロング      ¥154,000



全体的にやや低めのフォルムなソファ。
デザインもシンプルなのでサイズにしては
圧迫感があまりありません。

背もたれは現状維持で結構低めです。
この低さは賛否分かれると思いますが、
背もたれに腕を回したり、後ろにダイニングがある場合などは
後ろの人とのコミュニケーションがしやすかったりするには
ちょうど良い高さになっています。

先ほども書いたように圧迫感がありませんので
お部屋をより広く見せることが出来ます。




旧型と比べ奥行きは850mmと一回り小さくなりましたが、
背もたれ部分の奥行感を必要最小限としたため
座面の居住空間はほぼ同じで、かなり広めです。
あぐらもかけるし、ゴロゴロ横になってもまだ余裕があります。

ソファもシェーズロングも線対照のデザインなので
左右の配置を変えるだけで逆のL字にすることも可能。
模様替えや引越しにもしっかり対応してくれます。




木部フレームは正面と背面の下部に斜めに切り欠きを追加。
若干の抜け感をプラスし、圧迫感の軽減に貢献。
見てお分かりいただけると思いますが、
フレームも脚も無垢材です。←ココがすごい!!

床からフレーム下までは12cmと、こちらも
ほぼ旧型のまま。お掃除ロボットも通りやすいです。
 
木製脚は四角い柱型から丸い脚に変更。
また、1cm単位で(最大10cmまで)無料でカット可能で、
ローソファとして使うことも可能です。





シェーズロングの奥行きは1450mmとやや浅め、ですが
それでもこのように、しっかり脚は伸ばせます。
私の足が短いだけかも知れまs


当店ではソファとシェーズロングの2つのみの展示ですが、
新型コロンのバリエーションとしては
スツールも含めると全部で11パターンあります。
右肘と左肘、などの仕様の違いも入れると
全部で17パターンとなります。

少々分かりにくいかもしれませんが、
一覧としてはこんな感じです↓



背もたれガッツリなL字から、すっきりアームレスソファ単品
という形でももちろん対応できます。

組み合わせによっては旧型時代の展示パターンに
近づけることもできますよ。
ちなみに、旧型の展示時代はこんな感じでした↓↓




このパターンは、肘があえて途中から省かれているので
後ろや横からもアプローチができるようになっています。
離れ技(?)で、後ろ向きや横向きに座ることができます。
イメージとしてはこんな感じ↓↓




壁に沿って置く場合は意味が薄いですが、
お部屋の真ん中に配置する場合は、隣に置かれた
ダイニングやその他隣接スペースの人との
会話がしやすく、コミュニケーションのしやすさに
貢献してくれる、とても良いデザインです。


前回のパターンの方が好きだったな、
なんて方はご相談ください。お作りします。


そして、最も驚くべきはその価格。
なんと、新型はこのサイズ感で
2台セットで¥324,500なのです。

それでいて、座り心地に大きな違いはありません。
私はもちろん新旧の両方に座ったことがありますが、
忖度なしで本当に違いがわかりません。

メーカー担当の方曰く、
座り心地に関わる内部構造はほぼ同じ。

つまり、コストカットをしたのは、
座り心地に関する部分というよりも、
全体的にサイズが小さくなったのをキッカケに、
コストを徹底的に再検証し、材木仕入れの無駄と
その木の使い方の無駄を「ほぼ」無くしたそうです。

「仕入れ」と「ロス」というコストに係る
2台巨頭が同時にクリアされる、というのは
とっても羨ましい難しいことなんですよ。
決して旧型が不当に高かった訳ではありません。
むしろ旧型は旧型で、国産受注生産と考えればそれでも
結構お買い得な部類だったと今でも思っています。


ちなみに、展示品の張地は
メーカー定番生地におけるランク2。(0~3の4段階)
ランク次第では税込で30万円を切ることもできます。
もう一度言いますが、2台セットでです。

W1600のアームレスソファでランク0の張地の場合、
¥143,000なので、以前紹介した"Aソファ"にも迫る勢い。

Aソファも背もたれが高くて大変良いソファですが、
コロンもサイズ感とのコスパという点で考えると
これはこれで非常に魅力のあるソファと言えますね。

ただ、2台のL字でなく、アームレスソファ1台だけ、
という条件であれば、もしかしたら
Aソファの方に軍配が上がるかもしれませんね。

コロンの記事なのに忖度無さすぎてすみません。
私の率直な意見でございます。
どちらも本当に良いソファなんですよ。


長くなりましたが今回はこれで以上です。

久々に気合いの入ったブログとなったか。(普段は手抜いてるんか)


昨今の価格高騰の時代、物価の上昇は落ち着くどころか
物によってはまだ上がり続けているのが実情ですが、
コロンのように大々的にコストダウンしてくれるのは
素晴らしいの一言。

しかも、それをそのまま利益にして私腹を肥やすのではなく、
ちゃんと価格に反映してくれるのが本当に良心的です。
いつも本当にありがとうございます。

これを機に、皆様ぜひご来店いただき、
コストダウンを全く感じさせない
座り心地の良さを体感してください。



それでは、また。

BRIDGE WORKS 宮地 康行
無料相談 SNSでもご相談可能です