[COLUMN] Bridge Note

2024/03/17

"大阪モーターサイクルショー 2024" 行ってきました

こんにちは、宮地です。

この度、生まれて初めて
「モーターサイクルショー」なるものに行ってきました。
大阪、東京、名古屋と順に開催される
バイクの一大イベントで、私はもちろん大阪会場へ。
ホンダやヤマハなどの国内4大メーカーはもちろん、
ハーレーやトライアンフなど、海外も含めた
各メーカーが集まって、色々なバイクやパーツなどの
商品や技術をお披露目する日本最大級の展示会です。

私はそこまでバイクメーカーに詳しくないですが、
知らないメーカーも含め、一応全てのブースを
しっかり回りました。その中で、個人的に気になった
バイクたちをちょこっとだけ紹介します。




まずはホンダから、「GB350C」。
既に「GB350」としてこれの基本形は数年前から
日本では大成功。ホンダでも1・2を争う程の
超人気車種が、よりレトロな外観で新登場!!
後で紹介する「ロイヤルエンフィールド」のバイクに
対抗して開発されたという噂の一台です。
国産のバイクでこのレトロ感を味わえる、という意味では
非常に珍しく、メリットの大きなバイクですね。
これはまた大人気となる予感がヒシヒシ。
私も、ホンダで買うならこれかなぁ。




カワサキからはこの2台。

上が「W230」、下が「メグロs1」。
エストレヤを彷彿とさせるレトロな佇まいが良きですね。
W800は既に出ていますが、230ccという、中型で乗れる
排気量でこのタイプの車種は少ないので嬉しいです。
大型免許を取ってW800、というのも大いにアリですが、
カワサキで買うならこれかなぁ、とピックアップしました。
個人的には、GB350Cよりもこれだな。


ここからは海外メーカーをピックアップします。



「X350」
言わずと知れたハーレーダビットソンから、
なんとなんと中型免許で乗れる1台が登場。
しかも車体価格も70万円!!・・・マジですか。
本当にハーレーなの?と疑いたくなる価格。
この価格で憧れのハーレーが手に入るならかなり安い!!
ただ、ハーレーのイメージはどうしてもアメリカンの
大きな排気量と「ドコドコ」という鼓動感のあるエンジン。
この「X350」は、どちらかと言うとそれとは反対のバイク。
昔からのハーレーファンの評価が若干気になるところですが、
私は個人的にはアリだとは思います。
買うかどうかはまた別な話ですが。




イギリスの老舗メーカー、トライアンフから
またまた中型で乗れるスポーツバイク「スピード400」
このクォリティで価格70万円はコスパが良すぎるなと。
海外メーカーがこぞって251~400ccクラスのバイクを
続々出していますね。しかも初参戦という共通点もあって
やはり近年の世界的な需要がこのクラスに集中している
ということでしょうか。特にインドあたりはそうでしょうね。

さて、まずは跨ってびっくり、シートがかなり上質。
単に柔らかいだけじゃなくて、「上質」なんです。
この日はほぼ全てのバイクに跨りましたが、
ダントツで座り心地が良かったです。
座った時の気持ちの良さは、悔しいけどモンキーちゃん以上。

モンキーちゃんのシートは、どちらかと言うと
肉厚な分しっかりしているので安心感がある、
という印象、量と質で言えば恐らく「量」にあたります。
多分ですが、ウレタンの質としては一般的なレベルかと。
対してこのスピード400のシートは、一般的な厚みの
シートにも関わらず、体に馴染むようにジワ~っと
座面が沈みこみ、それでいて底つき感がないので、
やはり素材の「質」が良いのでしょう。
体感的にはテンピュールのマットレスのやや固め位。
座った瞬間にその質の良さが理解できました。

仕事柄、あらゆる椅子やソファを座り倒してきたので
その経験から、より強く印象に残ったのだと思います。
本当に座り心地が良い。さらに足つきも良好なので、
長距離ツーリングが非常に楽しいんだろうな、と思います。

個人的にはミラーがバーエンドタイプなのが惜しい。
流行りなんでしょうが、普通のミラーの方が好みです。
もちろん、変えれば済むやん、という話なんですけども。




個人的に私、今回大本命の海外メーカー、イギリス※から
「ロイヤルエンフィールド」の「ブリット350」
※現在はインド資本に変わって運営中。

現存する世界最古のバイクメーカーとして有名ですが、
このメーカーの何が素晴らしいかって、
「昔のバイクを昔のままのデザインで作っている」こと。
有名なので言うとホンダの「スーパーカブ」もそうですね。
もちろん、エンジンなどの駆動系は最新の技術が勢揃い。
絶妙なバランスで歴史をうまく体現しています。

この「ブリット350」は、まさにそれを象徴するバイクで、
90年も昔からある車種(実はスーパーカブより古い)を、
デザインの基本はそのままに最新技術で蘇らせました。
そのデザインはまさに「レトロそのもの」。

350ccと、これも中型免許で乗れてしまうし、
価格も70万円で買えてしまうという、
かなりお手頃なバイクになっています。
というか、どれも70万円前後だな。
やはり皆意識し合っているんだな、としみじみ。

私も、モンキーちゃんとしばらく楽しんだ後は早めに
ロイヤルエンフィールドに乗り換えようと思っています。
空冷エンジン、今ではとても貴重なので。
市場から無くなるまでに手に入れたい。そして、できる限り
長く楽しみたい。そう思えるバイクだと思います。
ついでに、私が今狙っているバイクを紹介しておきます。



「クラシック350」※画像は東京ショールームへ行った際に撮影した物です

2021年にモデルチェンジした空冷単気筒のバイク。
先ほどの「ブリット350」程の歴史はなく比較的
新しいモデルですが、クラシックな見た目と愛らしさ、
豊富なカラーバリエーションと魅力たっぷり。
最初に紹介したホンダの「GB350C」はこの
クラシック350を意識して開発されたと言われております。
たしかによく似ているが、細かいディテールはやはり
クラシック350の方が魅力的だなぁ、としみじみ。
まだまだ日本では知名度が低いのも、所有感を満たして
くれそうで今からワクワクしております。
モンキーちゃん、なんかごめんね。


さて、このイベントでは本当にたくさんのバイクが
出展されていましたが、当然その全ては載せられないので、
私の独断と偏見で選んだ一部の紹介といたしました。

機会があればぜひ毎年参加したいですね。
今回は私の完全な趣味回となったブログでした。

それでは、また。

BRIDGE WORKS 宮地 康行
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