[COLUMN] Bridge Note

2023/05/22

時間を知らせるだけじゃない? お部屋を飾る掛け時計たち その1

こんにちは、宮地です。

暑くなってきましたねー、
気温もそろそろ30度の大台に届きそうな勢いです。

暑がりで汗かきな私にとってこの時期は
まさに地獄の始まりと言えるのですが、
みなさまは夏は好きですか?

「海、花火、お祭り、かき氷、すいか、蝉の音」
たしかに色々と魅力的なイベントや風物詩がありますね。
そのどれも嫌いではなく、むしろ好きなのですが、
どうしても「暑い」というたった一つの事実が
夏ならではの感動を薄めてしまう・・。(個人の感想です)
学生時代までは「夏休み」という救世主が居たのですが、
社会人になってからはてんで相手にされなくなりました。
そうなると、ちょっとやそっとのイベントでは
私のこの汗はぬぐいきれないのです。


冷やし中華始めましたか、そうですか。





・・・さて、
そんな、もはや秋が待ち遠しい宮地がご紹介するのは、
当店で取り扱う掛け時計たちです。

当店ではたくさんの掛け時計を扱っておりますが、
どれも魅力的なものばかり。
せっかくなので前編・後編に分けてお送りいたします。

時計、と一言で言っても、
インテリアのアイテムとして見てみると、
案外重要なアイテムだったりします。

時間を知る、という役割はもはや当然として、
インテリアのワンポイントアイテムとしても
大きな影響をあたえてくれます。

物によってはデザインが凄すぎて
「何時何分かわからん」っていう時計まであったりします。

それはそれで時計としてどうやねん、
って声も聞こえてきそうですが、
逆に言えば、そういう時計が存在しているということは、
それだけ時計をインテリアアイテムとして
重要視しているユーザーが居るということ。

単なるオブジェとはまた違った印象を与えてくれるので
あくまで「時計」として扱ってあげてください。

今回はシンプルな時計から、デザインに特化した時計まで
幅広い種類の時計の中から5つご紹介します。

まずはこちら

リブクロック  ウォルナット材 (ヒノキもあります)

まずはシンプルな時計から、ということで
常に安定した人気を誇る「リブクロック」。

とてもシンプルで、時間も分かりやすいデザイン。
ウォルナット材の木の温もりも感じつつ、
盤面の板紙も、よく見ると細かな凹凸があり、
また板紙の色も真っ白でないのが
ナチュラル感をより際立たせています。

寄せ木(よせぎ)で有名な小田原で製造されている
この時計は、一見非常にシンプルなデザインですが、
その細かな技術が存分に活かされています。

フレームをよく見ると、いくつかの細かな溝が。

それぞれの角にピッタリと溝同士がはまっています。
単純なようで、このはめ合わせ、0.1ミリでもずれると
デザインとして成り立たないので、技術に求められる
レベルが尋常でないことがよく分かります。

フレーム材はなんと無垢材。
このクオリティで7920円は、
はっきり言って安いです。

当店で一番人気と言っても過言ではない
「リブクロック」を、一番最初に紹介しました。


続いては、こちら

KIFUKU -きふく-     デザイナー:橋田 規子

その名の通り、盤面に施された「起伏」が
デザインの根幹にあります。

照明の加減でやや薄暗くて申し訳ありませんが、
色は真っ白です。

大きく主張するようなデザインではないですが、
色のある壁にも合わせ易いですし、
白い壁でも、起伏が表現する陰影が逆に映えます。



横から見るとこんな感じ。

起伏によって現れる影が、
そこはかとなく時間を表してくれています。

山や谷、海や川。
自然界にある色々な「起伏」。
この時計も、海や湖などに現れる
波の「起伏」がデザインの元となっています。

自然界に発生する様々な起伏が
悠久に流れる時間を穏やかに表現する、
というイメージが込められています。
※一部デザイナーさまのメッセージより引用しています。


続いては、こちら

カーブドスウィング    デザイナー:寺田 尚樹


これも真っ白でシンプルな時計ですが、
一番の特徴は文字盤の凹凸。
削り取ったような文字が印象的で、
こぼれ落ちた6が振り子になっているイメージです。
※一部デザイナーさまのメッセージより引用しています。

目盛はありませんが、文字はしっかり刻まれているので、
意外と時間も分かりやすいです。

ゆっくりと揺れる6の文字が良いアクセントになっていて
お部屋に程よいメリハリを生み出してくれます。

こちらも真っ白な時計ですが、
白はもちろん、どんな色の壁にも合いますよ。


続いては、こちら

kay9   ウォルナット材・アッシュ材 デザイナー:丹羽 望


分厚い木の板とランダムに、
薄い木の板を螺旋状に組み合わせた
機械部分以外は全て木製の時計です。

時計の裏側の上下左右の4箇所に
壁に引っ掛ける穴が空いているので
くるくる回して引っ掛ける位置を変えれば
その印象を変えることができます。
よく見ると、画像の2つの時計も引っ掛けるところを
くるっと回して、印象を変えています、分かりますか?


近くで見るとこんな感じ。

全て直角に統一されてデザインされていますが、
組まれた板のランダムさが絶妙なバランスになっています。

奇抜なデザインに見えますが、
素材が柔らかく温かい木材なので、
モダンな部屋、和室、コンクリート調の壁、などなど
案外どんなお部屋にもよく馴染みます。


最後はこちら

Cockoo クロック 

いわゆる「かっこう時計」ですね。
1時間ごとにかっこうが鳴いて知らせてくれます。
時間に関わらず5回鳴くので、
12時の時にいっぱい鳴かれて
耳がザワザワすることはありません。

鳥小屋モチーフの大きな箱型の本体が
印象的ですが、そこまで大きくはないので、
思った以上の圧迫感はありません。

光センサーが付いているので、
お部屋を暗くすれば鳴きません。
夜はかっこうさんもおやすみします。

手動の切り替えスイッチもあるので
そもそも鳴いて欲しくない時は
スイッチoffで安心設計。

大きな振り子も付いていて
お部屋に活気をもたらします。



今回は以上です。

いかがでしたか?
掛け時計も役割を考えて選べば
どんな時計も良い仕事をしてくれます。

次回はまた一風変わった時計たちを
紹介するつもりですので、
乞うご期待!です。





それでは、また。

BRIDGE WORKS 宮地 康行
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