
2025/12/11
-CORNICE- 置き型TVでも、壁掛けTVでも、TV周りを彩るセンターボード
こんにちは、宮地です。
皆様お寿司はお好きですか?
お寿司、と言うとおそらく多くの方が
「にぎり寿司」を想像するかと思います。
私は光り物(〆さばやイワシなど)が結構好きです。
あと、通には強い嫌悪感を抱かれがちですが、
サーモンも大好きです。おいしいですよね、サーモン。
いわゆる「回らないお寿司屋さん」には
嫌悪感どころか、サーモンを置いてすらいないお店も
多くあるみたいです。特に江戸前寿司はほぼ無いみたい。
一体何がいけないんでしょうか?
曰く、江戸前寿司のこだわりとして、
日本で採れた魚をネタに、ということだそうで、
主にノルウェーからの輸入に頼る養殖サーモンは
江戸前寿司としてはありえない!という考えからだそうです。
国産天然の鮭にはアニサキスが居ますからね、生食はNG。
まぁ確かに・・・
お寿司屋さんのカウンターのショーケースに
オマール海老とかムール貝があったら違和感しかない。
きっとそういう感覚なんだろうな、と考えると妙に納得。
当店も色々とこだわりが多いので気持ちは分かります。
厳格な雰囲気漂うお寿司屋さんでは
軽い気持ちで「サーモン無いの?」とか
言わない方がよさそうですね。
でも、美味しいんだもん、しょうがないよね。
邪道なお寿司は回転寿司で思う存分食べましょう。
さて、本題に入ります。
今回はセンターボード。
またまた広松木工より
素敵なセンターボードを紹介します。
もはやお馴染みともなった
"CORNICE"シリーズのセンターボードです。
TVボードとしての用途がほとんどでしょうが、
壁がほとんどなく、後ろから見ても綺麗なので
間仕切り的に使用しても問題の無い仕様となっております。
当店では、大きめのポスターフレームを
テレビに見立てて壁に掛けて演出しています。
もちろん、テレビを載せるだけの積載性もあります。
壁掛けのテレビとも相性がとても良いので、
「いかにもなリビング空間にはしたくない」という方にも
是非ご検討いただきたい商品となっております。
毎度しつこいですが、"CORNICE"とは
イタリア語で「枠組み」の意味合いがあります。
「フレームの中に暮らしを入れる」をコンセプトに、
家族の暮らしの中で役割を与えられた家具には
長い年月とともに愛着がわき、やがては家族の一員と
なれますように、と願いを込めたシリーズ。

ある意味コンセプトそのままのデザインですね。
「枠組みしか無い」と言っても差し支えのないレベルで
枠組み感でいっぱい。
オープンシェルフとTVボードを融合させたような、
ありそうで中々無かったタイプの家具だと思います。
当然、抜け感も半端ないので、壁に沿わせて置いても
圧迫感はほとんどありません。
かと言って、よくある
「棚板に脚がついただけのシンプルな」テレビ台
とも少し個性が違う。
「TV台は欲しいけど、いかにもなデザインはちょっと・・・」
「うちは壁掛けテレビだけど、下に何も無いと壁が寂しい・・・」
と言った声にお応えできる商品なのでは、と
考えております。
TV台と言えば、扉か引出が付いていて、
デッキやソフト類が沢山入れられる、
なんてイメージもあるかと思いますが、
最近ではNetflixやTVerなどのインターネットサービスや
サブスクリプションが主流となりつつありますし、
ゲーム機はあってもゲームソフトはダウンロード。
デッキやDVDなどのソフトすら無いご家庭も
増えてきているような気がします。
そうなると、TV台を置いても、そこに入れる物がないから
収納が有っても持て余す。その割に圧迫感だけはある。
みたいな状況に陥りがちです。
当店でも、テレビ台を積極的に提案する
機会が減ったように感じています。
これも時代ってやつですかねぇ・・・。
CORNICEセンターボードなら、そう言った悩みを
かなり割り切った使い方で解決してくれます。
それは、「何も収納しない」ということ。
「収納しない」と言うと伝わりづらいかも知れませんが、
要するに「実用的な」物の置き方をしない、ということかと。
物を置くは置くんですけど、空いた隙間を埋めるように
DVDや本を秩序を持たせて収納する、とかではなく、
棚の持つスペースを舞台に見立てて、その演出に特化して、
置かれた物が最大限輝いて見える置き方をする。
その為には、ぽっかりと空いた何も無い空間こそ鍵になる。
そう考えると、真逆のベクトルですよね。
いかに隙間を埋めるか、という実用的な収納と、
いかに空白を活用するか、という魅せる収納と。
CORNICEセンターボードに関しては、
そう言った、魅せる収納にこそ価値観を見出せるような
構造になっているのは一つの事実としてあると思います。
それを裏付けるように、CORNICEセンターボードは、
より演出に特化した使い方ができます。
その一例がこちら。

例えばこのように、枠組みの中心にオブジェ的な物を
飾ってあげると、枠組み部分が立体的な額縁のような
役割を果たし、オブジェのデザイン性が底上げされます。
ただ好きな物を並べて飾るのも素敵ですが、
こんな感じで、一つのオブジェを大事に飾るのも
趣があって良いのではないでしょうか。
同じ物を両端に置いてまとまり感を出すのも良いかもですね。
最後に、素材やカラーバリエーションのお話をします。

お花やドライフラワーなどを飾っても良い感じですね
枠組み部分となるフレームの素材は当然ながら全て無垢材。
フレームの樹種も、展示はオーク材ですが、
他にもウォールナット、チェリーと選べますので
ソファやテーブルなど、周りの家具とも合わせやすいです。

天板に使われているカラフルな素材は「リノリウム」という
アマニ油や松脂(マツヤニ)や木の粉などの
天然成分が主な原料となる床仕上げ材です。
燃やしても水と二酸化炭素しか出しません。
抗菌性や防臭性にも非常に優れているので、昔から
病院などの医療機関の床材として長く使用されています。
SDGsの観点からも非常に優れた素材として
近年では特に注目されており、
仮にリノリウムをそのまま土に埋めても
自然に還るレベルの生分解性※を誇ります。
家具生産・インテリア業界においては本製品同様、
テーブルの天板などにも使用されることが多くなっています。
※「カーボンネガティブ」に相当(カーボンニュートラルの上位)

リノリウムのカラーバリエーションは全部で6色。
全体的に落ち着いた色合いなので、
色で遊びたい方でも無理なく取り入れることができます。
ビビットな色だと主張が激しいので、大きな家具に使う時は
よほど目立たせたい場合でないと扱いが難しいですが、
これ位の色合いであれば壁紙であっても良いレベルなので
家具にも安心して取り入れることができます。
今回はこれで以上です。
なかなか珍しい発想の家具ではありますが、
TVの下をどうしようかお悩みの方は少なく無いはず。
そして、今の時代にすごく合った家具だとも思います。
そんな時に選択肢の一つとして
頭の片隅に置いていていただければとても嬉しいです。
それでは、また。
BRIDGE WORKS 宮地 康行
皆様お寿司はお好きですか?
お寿司、と言うとおそらく多くの方が
「にぎり寿司」を想像するかと思います。
私は光り物(〆さばやイワシなど)が結構好きです。
あと、通には強い嫌悪感を抱かれがちですが、
サーモンも大好きです。おいしいですよね、サーモン。
いわゆる「回らないお寿司屋さん」には
嫌悪感どころか、サーモンを置いてすらいないお店も
多くあるみたいです。特に江戸前寿司はほぼ無いみたい。
一体何がいけないんでしょうか?
曰く、江戸前寿司のこだわりとして、
日本で採れた魚をネタに、ということだそうで、
主にノルウェーからの輸入に頼る養殖サーモンは
江戸前寿司としてはありえない!という考えからだそうです。
国産天然の鮭にはアニサキスが居ますからね、生食はNG。
まぁ確かに・・・
お寿司屋さんのカウンターのショーケースに
オマール海老とかムール貝があったら違和感しかない。
きっとそういう感覚なんだろうな、と考えると妙に納得。
当店も色々とこだわりが多いので気持ちは分かります。
厳格な雰囲気漂うお寿司屋さんでは
軽い気持ちで「サーモン無いの?」とか
言わない方がよさそうですね。
でも、美味しいんだもん、しょうがないよね。
邪道なお寿司は回転寿司で思う存分食べましょう。
さて、本題に入ります。
今回はセンターボード。
またまた広松木工より
素敵なセンターボードを紹介します。
※価格は、2025年12月現在の税込価格です。
※展示内容や価格は予告なく変更する場合があります。

CORNICE 196 センターボード
ホワイトオーク (天板:リノリウム) ¥179,300
もはやお馴染みともなった
"CORNICE"シリーズのセンターボードです。
TVボードとしての用途がほとんどでしょうが、
壁がほとんどなく、後ろから見ても綺麗なので
間仕切り的に使用しても問題の無い仕様となっております。
当店では、大きめのポスターフレームを
テレビに見立てて壁に掛けて演出しています。
もちろん、テレビを載せるだけの積載性もあります。
壁掛けのテレビとも相性がとても良いので、
「いかにもなリビング空間にはしたくない」という方にも
是非ご検討いただきたい商品となっております。
毎度しつこいですが、"CORNICE"とは
イタリア語で「枠組み」の意味合いがあります。
「フレームの中に暮らしを入れる」をコンセプトに、
家族の暮らしの中で役割を与えられた家具には
長い年月とともに愛着がわき、やがては家族の一員と
なれますように、と願いを込めたシリーズ。

ある意味コンセプトそのままのデザインですね。
「枠組みしか無い」と言っても差し支えのないレベルで
枠組み感でいっぱい。
オープンシェルフとTVボードを融合させたような、
ありそうで中々無かったタイプの家具だと思います。
当然、抜け感も半端ないので、壁に沿わせて置いても
圧迫感はほとんどありません。
かと言って、よくある
「棚板に脚がついただけのシンプルな」テレビ台
とも少し個性が違う。
「TV台は欲しいけど、いかにもなデザインはちょっと・・・」
「うちは壁掛けテレビだけど、下に何も無いと壁が寂しい・・・」
と言った声にお応えできる商品なのでは、と
考えております。
TV台と言えば、扉か引出が付いていて、
デッキやソフト類が沢山入れられる、
なんてイメージもあるかと思いますが、
最近ではNetflixやTVerなどのインターネットサービスや
サブスクリプションが主流となりつつありますし、
ゲーム機はあってもゲームソフトはダウンロード。
デッキやDVDなどのソフトすら無いご家庭も
増えてきているような気がします。
そうなると、TV台を置いても、そこに入れる物がないから
収納が有っても持て余す。その割に圧迫感だけはある。
みたいな状況に陥りがちです。
当店でも、テレビ台を積極的に提案する
機会が減ったように感じています。
これも時代ってやつですかねぇ・・・。
CORNICEセンターボードなら、そう言った悩みを
かなり割り切った使い方で解決してくれます。
それは、「何も収納しない」ということ。
「収納しない」と言うと伝わりづらいかも知れませんが、
要するに「実用的な」物の置き方をしない、ということかと。
物を置くは置くんですけど、空いた隙間を埋めるように
DVDや本を秩序を持たせて収納する、とかではなく、
棚の持つスペースを舞台に見立てて、その演出に特化して、
置かれた物が最大限輝いて見える置き方をする。
その為には、ぽっかりと空いた何も無い空間こそ鍵になる。
そう考えると、真逆のベクトルですよね。
いかに隙間を埋めるか、という実用的な収納と、
いかに空白を活用するか、という魅せる収納と。
CORNICEセンターボードに関しては、
そう言った、魅せる収納にこそ価値観を見出せるような
構造になっているのは一つの事実としてあると思います。
それを裏付けるように、CORNICEセンターボードは、
より演出に特化した使い方ができます。
その一例がこちら。

例えばこのように、枠組みの中心にオブジェ的な物を
飾ってあげると、枠組み部分が立体的な額縁のような
役割を果たし、オブジェのデザイン性が底上げされます。
ただ好きな物を並べて飾るのも素敵ですが、
こんな感じで、一つのオブジェを大事に飾るのも
趣があって良いのではないでしょうか。
同じ物を両端に置いてまとまり感を出すのも良いかもですね。
最後に、素材やカラーバリエーションのお話をします。

お花やドライフラワーなどを飾っても良い感じですね
枠組み部分となるフレームの素材は当然ながら全て無垢材。
フレームの樹種も、展示はオーク材ですが、
他にもウォールナット、チェリーと選べますので
ソファやテーブルなど、周りの家具とも合わせやすいです。

天板に使われているカラフルな素材は「リノリウム」という
アマニ油や松脂(マツヤニ)や木の粉などの
天然成分が主な原料となる床仕上げ材です。
燃やしても水と二酸化炭素しか出しません。
抗菌性や防臭性にも非常に優れているので、昔から
病院などの医療機関の床材として長く使用されています。
SDGsの観点からも非常に優れた素材として
近年では特に注目されており、
仮にリノリウムをそのまま土に埋めても
自然に還るレベルの生分解性※を誇ります。
家具生産・インテリア業界においては本製品同様、
テーブルの天板などにも使用されることが多くなっています。
※「カーボンネガティブ」に相当(カーボンニュートラルの上位)

リノリウムのカラーバリエーションは全部で6色。
全体的に落ち着いた色合いなので、
色で遊びたい方でも無理なく取り入れることができます。
ビビットな色だと主張が激しいので、大きな家具に使う時は
よほど目立たせたい場合でないと扱いが難しいですが、
これ位の色合いであれば壁紙であっても良いレベルなので
家具にも安心して取り入れることができます。
今回はこれで以上です。
なかなか珍しい発想の家具ではありますが、
TVの下をどうしようかお悩みの方は少なく無いはず。
そして、今の時代にすごく合った家具だとも思います。
そんな時に選択肢の一つとして
頭の片隅に置いていていただければとても嬉しいです。
それでは、また。
BRIDGE WORKS 宮地 康行
