2024/07/31
広松木工展、開催いたします
こんにちは、宮地です。
今回はイベントの告知回となります!!
このブログでも何度も紹介している
当店が最も信頼を寄せるメーカーのうちの一社、
「広松木工」
今風の言葉(その表現がもう古い)で言うなら
「推し」とも言えるメーカー様です。
そんな「広松木工」と「BRIDGE WORKS」の
共同企画がついに始動しました。
もちろん、各種イベントも同時開催予定!!
※当Webサイトの別枠でも随時お知らせいたします。
その名も・・・
「広松木工展」
展示会の期間は
8月31日(土)~9月23日(月祝)までのほぼ1ヶ月。
この期間中は広松木工の商品を常時展示しております。
営業時間は変わらず11時~19時まで。定休日も毎週木曜日。
展示構成以外は通常営業と何も変わりませんので
入場料はもちろん、ご予約も必要ありません。
いつでもお気軽にご来場いただけます。
商品のご購入も当然していただけますので、
ぜひご検討くださいませ。
このイベントのコンセプトは
「WHITE FUSION × 人生を共にしたい家具を」
と、言うことで、共同主催の2社が
それぞれが掲げるブランドコンセプトを
組み合わせてみました。
せっかくなので、それぞれのコンセプトを
簡単にご説明いたします。
「WHIITE FUSION」とは、
広松木工が掲げるコンセプト。

※以下、広松木工Webサイトより抜粋。
純粋無垢で美しい「白」、すべての色の根源である「白」
そんな「白」を背景に美しく存在する家具であること。
そして、木の素材と異なる素材との「融合」にはじまり、
ひいては空間との「融合」、新しさと懐かしさの
「融合」が成立する家具であること。
WHITE FUSIONは、私たちが大切にしてきた言葉。
広松木工の原点であり、ものづくりの指標となる言葉です。
素材の質、組み合わせ、厚み、手触りに徹底してこだわり、
使い手によって深められる経年変化の味わいを信じて。
自分たちが本当に美しいと感じる家具や
スタイルを積み重ねてきました。
それが「広松の味」となり「家族の風景」となる家具として
皆様にご理解ご支援いただけるようになったのだと、
深く感謝しております。
家具は、家族の道具です。日々目にふれ、日々使うものです。
主義主張や流行のスタイルなど、ディティールだけに
とらわれて、家具を作っていては「家族の風景」には
なれません。暮らしの中にとけこめるか、
シンプルかつ機能的か、やさしさをたたえているか。
木が刻んできた時を敬い、木が刻んでいく時を楽しめるか。
常に問いかけながら手に馴染む道具としての「家族の家具」、
そして、暮らしの道具を作っていきます。
広松木工の作り出すものが、「家族の風景」となりますように。
そして、ちょっとおこがましいかもしれませんが、
やがて「家族の一員」になれますように。
これからも一本一本、木目と向かいあい、
人の心にひびく、やさしいものづくりを続けていきます。
※引用ここまで
特に広松木工がこだわるのは「研磨」とお聞きしました。
木材を磨くという作業は、本来はとても根気の要る作業。
料理で例えるなら、玉ねぎを飴色になるまで
弱火で優しくじっくり炒めるような、
そんな手間と時間がかかる作業なのです。
切り出した直後の木材の角は
当然ながらものすごく尖っています。
痛いどころか、へたをすると怪我をする程に。
木材をカットして家具の部材にする際には
ある程度研磨して角を落とすのですが、
通常は露骨な直角じゃなくなればOKという感覚。
90°ではあるけど先端はほんの少し丸い程度。
それでも、指で少し押すとちょっと痛い。
刺さりそうな感覚が指先に伝わります。
「直角だから当たり前。」
そう言われるとそこまでですが、
広松木工はこの研磨に並々ならぬこだわりが。
たとえデザイン的に鋭角な部分があったとしても、
一見木を切り出しただけに見える無骨なデザインでも
触れた時に「痛い」と感じる家具は安全ではない、と
廣松社長は言います。
全ての家具の全ての角に対して、
「指で押して痛くないか」をある種の基準に
その価値観を職人さん全員が等しく理解・共感し
ひたすら家具を削り、磨き続けるそうです。
よく見て、触り比べると分かります。
直角でも、先端はデザインに影響が出ないレベルで
丸く処理されていて、指で押しても痛くありません。
これを「全ての家具の全ての角」に処理する。。
考えただけですさまじい作業量だと気付かされます。
ものづくりに対する熱く強い気持ちがあるからこそ
使う人は安心して穏やかに、優しく家具と触れ合える。
職人さん、いつもありがとうございます。
当店BRIDGE WORKSも、広松木工のそういった
考え方や在り方に大きな影響を受けています。
「人生を共にしたい家具を」とは、
当店、BRIDGE WORKSが掲げるコンセプト。

「良い家具」とは何だろうか
と考えたときに、
自分の人生を共に寄り添ってくれるような、
さらに、孫子の代まで受け継げるような、
愛着、愛情を永く注ぎ続けたくなる。
そう思える家具こそ、「良い家具」なのでは。
と考えたのがきっかけです。
そのために必要な要素とは・・・?
丈夫であることはもちろんのこと、
飽きのこないデザインであること、
使い心地が良い構成であること、
丁寧に、安全に作られていること。
そして何より、
自分の家、部屋に合った家具であること、
自分の生活スタイルに合った家具であること。
当店では、その為に必要なことの一つが
細かいオーダーが可能であること、
だと考えています。
「もっとここがこうだったらいいのに」
と不満を抱えたまま使うよりは、それを
可能な限り解消してから使う方が、より愛着も湧き、
永く使い続けられると私たちは信じています。
あなたにとっての「良い暮らし」との出会いのために
「良い家具」という架け橋をかけたい。
使い手と作り手の間にも、架け橋のような存在でありたい。
そういった願いを込めてBRIDGE WORKSは誕生しました。
・・・と、ここまでが
広松木工とBRIDGE WORKSの
家具に対する考え方のお話でした。
長くなりすみません。
そんな、両社の考え方や価値観を
まさにFUSION(融合)させたような、
そんな展示会にできればいいなと、
そういった願いを、今回のイベントに込めております。
会期中は、店舗の北半分のエリアを全て使って
広松木工の商品達を50品目ほど並べる予定です。
当店の狭い空間で考えれば、同一メーカーとしては
圧倒的に過去最大規模の展示割合となります。
その中には、なんとなんと
広松木工とBRIDGE WORKSの
オリジナルコラボ商品も展示予定です!!
※ヒント(?)は「ソファ」です
今回のイベントの主役となりますので、
この期を逃さずチェックしましょう!
広松木工の家具をご愛用くださっている方はもちろん、
普段から広松木工を知ってくださっている方。
もちろん知らない方でも、家具が好きな方。
特に、柔らかくて優しい雰囲気の家具が好きな方や
素材感を活かした家具が好きな方は、
広松木工の家具との相性はバッチリだと思います。
この機会に会場に足を運ばれてはいかがでしょうか。
今回はこれで以上です。
このページの他に、同時開催予定の
各イベントについてもそれぞれ紹介するページを
設けております。そちらもよろしければご覧ください。
それでは、また。
BRIDGE WORKS 宮地 康行
今回はイベントの告知回となります!!
このブログでも何度も紹介している
当店が最も信頼を寄せるメーカーのうちの一社、
「広松木工」
今風の言葉
「推し」とも言えるメーカー様です。
そんな「広松木工」と「BRIDGE WORKS」の
共同企画がついに始動しました。
もちろん、各種イベントも同時開催予定!!
※当Webサイトの別枠でも随時お知らせいたします。
その名も・・・
「広松木工展」
展示会の期間は
8月31日(土)~9月23日(月祝)までのほぼ1ヶ月。
この期間中は広松木工の商品を常時展示しております。
営業時間は変わらず11時~19時まで。定休日も毎週木曜日。
展示構成以外は通常営業と何も変わりませんので
入場料はもちろん、ご予約も必要ありません。
いつでもお気軽にご来場いただけます。
商品のご購入も当然していただけますので、
ぜひご検討くださいませ。
このイベントのコンセプトは
「WHITE FUSION × 人生を共にしたい家具を」
と、言うことで、共同主催の2社が
それぞれが掲げるブランドコンセプトを
組み合わせてみました。
せっかくなので、それぞれのコンセプトを
簡単にご説明いたします。
「WHIITE FUSION」とは、
広松木工が掲げるコンセプト。

※以下、広松木工Webサイトより抜粋。
純粋無垢で美しい「白」、すべての色の根源である「白」
そんな「白」を背景に美しく存在する家具であること。
そして、木の素材と異なる素材との「融合」にはじまり、
ひいては空間との「融合」、新しさと懐かしさの
「融合」が成立する家具であること。
WHITE FUSIONは、私たちが大切にしてきた言葉。
広松木工の原点であり、ものづくりの指標となる言葉です。
素材の質、組み合わせ、厚み、手触りに徹底してこだわり、
使い手によって深められる経年変化の味わいを信じて。
自分たちが本当に美しいと感じる家具や
スタイルを積み重ねてきました。
それが「広松の味」となり「家族の風景」となる家具として
皆様にご理解ご支援いただけるようになったのだと、
深く感謝しております。
家具は、家族の道具です。日々目にふれ、日々使うものです。
主義主張や流行のスタイルなど、ディティールだけに
とらわれて、家具を作っていては「家族の風景」には
なれません。暮らしの中にとけこめるか、
シンプルかつ機能的か、やさしさをたたえているか。
木が刻んできた時を敬い、木が刻んでいく時を楽しめるか。
常に問いかけながら手に馴染む道具としての「家族の家具」、
そして、暮らしの道具を作っていきます。
広松木工の作り出すものが、「家族の風景」となりますように。
そして、ちょっとおこがましいかもしれませんが、
やがて「家族の一員」になれますように。
これからも一本一本、木目と向かいあい、
人の心にひびく、やさしいものづくりを続けていきます。
※引用ここまで
特に広松木工がこだわるのは「研磨」とお聞きしました。
木材を磨くという作業は、本来はとても根気の要る作業。
料理で例えるなら、玉ねぎを飴色になるまで
弱火で優しくじっくり炒めるような、
そんな手間と時間がかかる作業なのです。
切り出した直後の木材の角は
当然ながらものすごく尖っています。
痛いどころか、へたをすると怪我をする程に。
木材をカットして家具の部材にする際には
ある程度研磨して角を落とすのですが、
通常は露骨な直角じゃなくなればOKという感覚。
90°ではあるけど先端はほんの少し丸い程度。
それでも、指で少し押すとちょっと痛い。
刺さりそうな感覚が指先に伝わります。
「直角だから当たり前。」
そう言われるとそこまでですが、
広松木工はこの研磨に並々ならぬこだわりが。
たとえデザイン的に鋭角な部分があったとしても、
一見木を切り出しただけに見える無骨なデザインでも
触れた時に「痛い」と感じる家具は安全ではない、と
廣松社長は言います。
全ての家具の全ての角に対して、
「指で押して痛くないか」をある種の基準に
その価値観を職人さん全員が等しく理解・共感し
ひたすら家具を削り、磨き続けるそうです。
よく見て、触り比べると分かります。
直角でも、先端はデザインに影響が出ないレベルで
丸く処理されていて、指で押しても痛くありません。
これを「全ての家具の全ての角」に処理する。。
考えただけですさまじい作業量だと気付かされます。
ものづくりに対する熱く強い気持ちがあるからこそ
使う人は安心して穏やかに、優しく家具と触れ合える。
職人さん、いつもありがとうございます。
当店BRIDGE WORKSも、広松木工のそういった
考え方や在り方に大きな影響を受けています。
「人生を共にしたい家具を」とは、
当店、BRIDGE WORKSが掲げるコンセプト。

「良い家具」とは何だろうか
と考えたときに、
自分の人生を共に寄り添ってくれるような、
さらに、孫子の代まで受け継げるような、
愛着、愛情を永く注ぎ続けたくなる。
そう思える家具こそ、「良い家具」なのでは。
と考えたのがきっかけです。
そのために必要な要素とは・・・?
丈夫であることはもちろんのこと、
飽きのこないデザインであること、
使い心地が良い構成であること、
丁寧に、安全に作られていること。
そして何より、
自分の家、部屋に合った家具であること、
自分の生活スタイルに合った家具であること。
当店では、その為に必要なことの一つが
細かいオーダーが可能であること、
だと考えています。
「もっとここがこうだったらいいのに」
と不満を抱えたまま使うよりは、それを
可能な限り解消してから使う方が、より愛着も湧き、
永く使い続けられると私たちは信じています。
あなたにとっての「良い暮らし」との出会いのために
「良い家具」という架け橋をかけたい。
使い手と作り手の間にも、架け橋のような存在でありたい。
そういった願いを込めてBRIDGE WORKSは誕生しました。
・・・と、ここまでが
広松木工とBRIDGE WORKSの
家具に対する考え方のお話でした。
長くなりすみません。
そんな、両社の考え方や価値観を
まさにFUSION(融合)させたような、
そんな展示会にできればいいなと、
そういった願いを、今回のイベントに込めております。
会期中は、店舗の北半分のエリアを全て使って
広松木工の商品達を50品目ほど並べる予定です。
当店の狭い空間で考えれば、同一メーカーとしては
圧倒的に過去最大規模の展示割合となります。
その中には、なんとなんと
広松木工とBRIDGE WORKSの
オリジナルコラボ商品も展示予定です!!
※ヒント(?)は「ソファ」です
今回のイベントの主役となりますので、
この期を逃さずチェックしましょう!
広松木工の家具をご愛用くださっている方はもちろん、
普段から広松木工を知ってくださっている方。
もちろん知らない方でも、家具が好きな方。
特に、柔らかくて優しい雰囲気の家具が好きな方や
素材感を活かした家具が好きな方は、
広松木工の家具との相性はバッチリだと思います。
この機会に会場に足を運ばれてはいかがでしょうか。
今回はこれで以上です。
このページの他に、同時開催予定の
各イベントについてもそれぞれ紹介するページを
設けております。そちらもよろしければご覧ください。
それでは、また。
BRIDGE WORKS 宮地 康行